FUJITSU Linkexpress Replication option説明書
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第2章 オープンサーバ間:Symfoware抽出レプリケーション> 2.2 レプリケーション運用のためのセットアップ> 2.2.1 レプリケーションシステムの設計

2.2.1.9 セキュアな環境での適用方法について

ここでは、セキュアな環境でのレプリケーションシステムの構築方法について、説明します。レプリケーション管理者用のユーザIDについては、“2.2.2 ユーザIDの準備”を参照してください。

■レプリケーションシステムの配置につい

Linkexpess Replication optionは、インターネットへのサービスを提供する用途には適用できません。インターネットに接続しないセキュリティにより外部から保護された環境(イントラネット内)で使用してください。

■ログインユーザIDの監

セキュアな環境におけるレプリケーションシステムでは、ログインしたユーザIDの実行履歴などを監視することを推奨します。

また、レプリケーション管理者用のユーザID以外に不要なユーザIDを作成しないことを推奨します。

■インストール環境の実行権につい

セキュアな環境におけるレプリケーションシステムでは、インストール先のディレクトリやロードモジュールなどの権限を、レプリケーション管理者用のユーザIDだけが参照、更新および実行可能なように変更することを推奨します。

■ファイル送信/ファイル受信につい

セキュアな環境におけるレプリケーションシステムでは、抽出した抽出データ格納ファイルの転送には、Linkexpress Advanced EditionのSSL(転送プロトコル:HTTPS)を使用することを推奨します。

なお、ファイルの権限については、以下のように設定することを推奨します。


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