FUJITSU Linkexpress Replication option説明書 |
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第2章 オープンサーバ間:Symfoware抽出レプリケーション | > 2.2 レプリケーション運用のためのセットアップ | > 2.2.1 レプリケーションシステムの設計 |
レプリケーション業務の運用中は、回線異常や格納機能での排他エラーなどの理由により、一時的な通信異常や無応答が発生する可能性があります。
このため、Linkexpress Replication optionでは、Linkexpressのネットワーク定義および業務定義で、適切なジョブの監視時間を設定することをお勧めします。ネットワーク定義および業務定義については、“Linkexpressのヘルプ”を参照してください。
適切な値を設定しなかった場合、以下のような事象が発生します。
値 |
事象 |
---|---|
小さすぎる |
レプリケーション業務が失敗し続ける。 |
設定していない |
レプリケーション業務の異常(無応答など)を判断することができない。 |
以上から“ジョブ結果待ち時間(jobtimeオペランド)”には、以下のような値を設定することを推奨します。
設定内容 |
設定箇所 |
推奨値 |
---|---|---|
ジョブ結果待ち時間 |
ネットワーク定義のnode定義命令のjobtimeオペランド |
注)Linkexpress Replication optionの動作環境ファイルのREP_DLF_WRITE_MODEオペランドに“MULTI”を指定した場合の抽出処理の推奨値については、“2.2.1.12 応用プログラムの設計とレプリケーションのチューニングについて”を参照してください。 |
ネットワーク定義のpath定義命令のjobtimeオペランド |
||
業務定義のイベント定義命令(相手側ジョブ起動)のjobtimeオペランド |
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