負荷分散/QoS制御 テクニカルガイド
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15.9 アプリケーションが正常に動作しているにもかかわらず分散対象サーバの故障を検出しました
以下の点について設定方法を見直してください。
- サービス監視を使用している場合
サービス監視を設定しているポート番号とアプリケーションが実際に使用しているポート番号が同一のものかどうか確認してください。
- 負荷計測エージェントによる分散方法を使用している場合
分散対象サーバでクライアントと通信を行なうIPアドレスが複数登録されていることがあります。このような場合、ポリシーに設定した分散対象サーバのIPアドレスで負荷計測エージェントが応答できない場合がありますので、“ndsvagset”でポリシーに設定した分散対象サーバのIPアドレスを登録してください。また、メモリ負荷の計測を行なう分散対象サーバがWindowsNTまたはWindows2000の場合、分散対象サーバ上でdiskperfコマンドの設定を行う必要があります。diskperfコマンドでの設定を行っていない場合、負荷計測エージェントの応答が遅延するために故障が検出されることがあります。“1.1.1.1 サーバ負荷(最小CPU、メモリ、DISK I/O負荷)”を参照して、正しくdiskperfコマンドの設定を行なってください。
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