負荷分散/QoS制御 コンソールリファレンス
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第1章 ポリシー情報の設定> 1.2 DHCPポリシー

1.2.2 DHCPスコープ・オブジェクトの作成(必須)

DHCPを提供するサブネットを設定します。


ネットワーク・サーバが属しているサブネット以外もDHCPスコープは作成できますが、この場合、ネットワーク・サーバが直接アドレスを割り当てることは行ないません。該当サブネット上にDHCPリレー・エージェントが必要です。Interstage Traffic Director では、DHCPリレー・エージェントは提供しておりません。


ネーム・スペースから、DHCPスコーを作成したい「DHCPポリシー」をクリックします。「編集」メニューから「新規作成」、「DHCPスコープ」を選択します。

■ 「スコープ」タ

DHCPスコープの名前を指定します。ここで入力した内容がネーム・スペースに反映されます。

必要に応じて、DHCPスコープの注釈を入力します。

スコープを有効にす

スコープを使用可能にする場合、「スコープを有効にする」をチェックし、各項目を設定します。有効にできるスコープは、同一のサブネットに対しては1つだけです。

サブネットワー

このスコープが適用されるサブネットワークアドレスを指定します。IPアドレスを直接指定するか、サブネットが定義されたアドレス・リソースから選択します。

リース期

クライアント(利用者)にIPアドレスを配布(貸し出し)する期間を設定します。

■「オプション」タ

DHCPスコープの範囲で適用するDHCPオプションを設定します。
DHCPポリシー・オブジェクトの階層で設定されているDHCPオプションに追加定義したり、差し替えることができます。さらに、下の階層で作成する予約アドレス・オブジェクトに限定したDHCPオプションを設定することで、ここで設定したDHCPオプションへ更に追加定義したり、差し替えることができます。

[追加]ボタンを押すと、ポリシー情報の階層構造が表示されます。

[削除]ボタンを押すと、DHCPオプションを一覧から削除できます。


詳しくは、「1.2.1 DHCPポリシー・オブジェクトの作成」で説明している「オプション」タブの説明を参照してください。


■「ログ」タ

アドレスの割当て状況などを記録する監査レベル(通常・概要・詳細)を指定します。


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