負荷分散/QoS制御 コンソールリファレンス
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第1章 ポリシー情報の設定> 1.1 サイト負荷分散ポリシー

1.1.3 分散対象サーバ・オブジェクトの作成(必須)

サイト・ファームに登録する分散対象サーを設定します。

ネームスペースから、分散対象サーバを作成する「サイト・ファーム」をクリックします。

「編集」メニューから、「新規作成」、「分散対象サーバ」を選択します。


Traffic Director(Solaris版)では、以下の注意事項があります。


■「分散対象サーバ」タ


分散対象サーバの名前を入力します。ここで入力した内容がネームスペースに反映されます。


必要に応じて、分散対象サーバの注釈を入力します。

分散対象サー
あらかじめ作成しておいた負荷分散の対象となるノードのIPアドレス・オブジェクまたは、負荷分散の対象となるサイト・ファーム・オブジェクトを選択( )します。他のサイト・ファームを設定すると、サイト関連を行います。

分散対象サーバ(ノード)の選択例

分散対象サイト(他のサイト・ファーム)の選択例

ノードの作成方法は、「Interstage Traffic Director コンソール・ガイド」の「4.5 ポリシーで管理する機器を作成する」を参照してください。

バックアップ運
通常の運用が行われる分散対象サーバが高負荷や故障となった場合に、自動的に運用の分散対象サーバに組み込まれるバックアップサーバとして指定する場合、チェックボックスをチェックします。

優先
サイト・ファームの分散の優先度を1〜9999の範囲で設定します。値が小さいほど優先的に割り当てられます。サイト間の分散方法で“静的な分”を選択した場合に有効です。

静的な重み付
分散対象サーバの重み付(分散比)を1〜1000の範囲で設定します。分散方法で“静的な重み付け”を選択した場合に有効です。数値が大きいほど多く分散(比率が高い)します。


Traffic Director(Solaris版)では、以下の注意事項があります。


■「接続数」タ

接続数を制限す
分散対象サーバの接続数を制限する場合、チェックボックスをチェックし、“コネクション数”または“クライアント数”のどちらかを選択します。


Traffic Director(Solaris版)では、以下の注意事項があります。


「クライアント」タ

分散対象サーバへ関連付ける特定のクライアント(要求元)からの接続は、負荷などの状況とは無関係に、関連させた分散対象サーバに割り当てます。

リソース・フォルダを参照す
クライアント(要求元)のアドレスを、リソース・フォルダのアドレス・リソースから選択します。

直接設定す
クライアント(要求元)のアドレスを直接設定します。

関連付けした分散対象サーバの故障を検出したとき、動作中の他のサーバにリクエストを振り分け
関連付けした分散対象サーバの故障を検出したとき、動作中の他のサーバにリクエストを振り分ける場合、チェックボックスをチェックします。チェックボックスをチェックしない場合、分散対象サーバへ関連付けたクライアントからの接続は全て破棄されます。


Traffic Director(Solaris版)では、以下の注意事項があります。


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