負荷分散/QoS制御 コンソールリファレンス |
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第1章 ポリシー情報の設定 | > 1.1 サイト負荷分散ポリシー |
サイト・ファームに登録する分散対象サーバを設定します。
ネームスペースから、分散対象サーバを作成する「サイト・ファーム」をクリックします。
「編集」メニューから、「新規作成」、「分散対象サーバ」を選択します。
Traffic Director(Solaris版)では、以下の注意事項があります。
■「分散対象サーバ」タブ
名前
分散対象サーバの名前を入力します。ここで入力した内容がネームスペースに反映されます。
注釈
必要に応じて、分散対象サーバの注釈を入力します。
分散対象サーバ
あらかじめ作成しておいた負荷分散の対象となるノードのIPアドレス・オブジェクトまたは、負荷分散の対象となるサイト・ファーム・オブジェクトを選択( )します。他のサイト・ファームを設定すると、サイト関連携を行います。
分散対象サーバ(ノード)の選択例
分散対象サイト(他のサイト・ファーム)の選択例
ノードの作成方法は、「Interstage Traffic Director コンソール・ガイド」の「4.5 ポリシーで管理する機器を作成する」を参照してください。
バックアップ運用
通常の運用が行われる分散対象サーバが高負荷や故障となった場合に、自動的に運用の分散対象サーバに組み込まれるバックアップサーバとして指定する場合、チェックボックスをチェックします。
優先度
サイト・ファームの分散の優先度を1〜9999の範囲で設定します。値が小さいほど優先的に割り当てられます。サイト間の分散方法で“静的な分散”を選択した場合に有効です。
静的な重み付け
分散対象サーバの重み付け(分散比率)を1〜1000の範囲で設定します。分散方法で“静的な重み付け”を選択した場合に有効です。数値が大きいほど多く分散(比率が高い)します。
Traffic Director(Solaris版)では、以下の注意事項があります。
分散元サーバ・ファーム |
分散先サーバ・ファーム |
サポート有無 (○:サポート、×:未サポート) |
Traffic Director(Solaris版) |
Traffic Director(Solaris版) |
○ |
Traffic Director(Windows版) |
○ |
|
Traffic Director(Linux版) |
○ |
|
Traffic Director(Windows版) |
Traffic Director(Solaris版) |
× |
Traffic Director(Windows版) |
○ |
|
Traffic Director(Linux版) |
○ |
|
Traffic Director(Linux 版) |
Traffic Director(Solaris版) |
× |
Traffic Director(Windows版) |
○ |
|
Traffic Director(Linux版) |
○ |
■「接続数」タブ
接続数を制限する
分散対象サーバの接続数を制限する場合、チェックボックスをチェックし、“コネクション数”または“クライアント数”のどちらかを選択します。
Traffic Director(Solaris版)では、以下の注意事項があります。
■「クライアント」タブ
分散対象サーバへ関連付ける特定のクライアント(要求元)からの接続は、負荷などの状況とは無関係に、関連させた分散対象サーバに割り当てます。
リソース・フォルダを参照する
クライアント(要求元)のアドレスを、リソース・フォルダのアドレス・リソースから選択します。
直接設定する
クライアント(要求元)のアドレスを直接設定します。
関連付けした分散対象サーバの故障を検出したとき、動作中の他のサーバにリクエストを振り分ける
関連付けした分散対象サーバの故障を検出したとき、動作中の他のサーバにリクエストを振り分ける場合、チェックボックスをチェックします。チェックボックスをチェックしない場合、分散対象サーバへ関連付けたクライアントからの接続は全て破棄されます。
Traffic Director(Solaris版)では、以下の注意事項があります。
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