Symfoware(R) Server RDBユーザーズガイド データベース定義編 - FUJITSU - |
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データベース用の領域に、ネットワークファイルのパーティションを割り当てます。なお、データベーススペースをネットワークファイル上に作成することができる各OSおよび製品については、“表: 基本アーキテクチャの機能差”参照してください。
データベーススペースの作成は、CREATE DBSPACE文で行います。
CREATE DBSPACE文を実行することにより、データベーススペースと実際のネットワークファイルが対応付けられます。また、データベーススペースと使用するログ環境も対応付けられます。さらに、RDBディクショナリにデータベーススペースに関する情報が登録されます。
CREATE DBSPACE文では、データベーススペース名と、データベーススペースを作成するネットワークファイル名を指定します。
在庫管理DBのためのデータベーススペースの定義を実行するCREATE DBSPACE文の例を以下に示します。
例
データベーススペースDBSP_1およびDBSP_2を作成します。それぞれのデータベーススペースには、データベース専用の以下のネットワークファイルを割り当てます。[Solaris OEおよびLinuxの場合]
データベーススペースDBSP_2は、データベース専用のネットワークファイル(ファイル名:/RDB/DBS01)をあてるものとします。
CREATE DBSPACE DBSP_2 ALLOCATE NETWORK FILE /RDB/DBS01 ATTRIBUTE SPACE(500M)
[Windows NT、Windows 2000およびWindows Server 2003の場合]
データベーススペースDBSP_1は、“RDBSEV”というマシンの共用フォルダ“RDB2”に“DBSP1”というファイル名で作成します。
CREATE DBSPACE DBSP_1 ALLOCATE NETWORK FILE \\RDBSEV\RDB2\DBSP1 ATTRIBUTE SPACE(6M)
データベーススペース名には、36文字以内の先頭が英字で始まる英数字、または18文字以内の日本語文字列を指定します。
データベーススペースに割り当てるファイル名を指定します。
データベーススペースに割り当てるネットワークファイル名を絶対パス名で指定します。指定するネットワークファイルは、事前にNFSでマウントしておく必要があります。NFSマウントの方式は、ソフトマウントを指定してください。データベーススペースをネットワーク上のストレージデバイスに作成する場合の詳細は、“セットアップガイド”を参照してください。
データベーススペースに割り当てるネットワークファイル名を以下の形式で記述します。
\\マシン名\共有フォルダ名\ファイル名
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