Dynamic Reconfiguration ユーザーズガイド 2.6
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第3章 DRユーザインタフェース> 3.4 連携スクリプト

3.4.5 連携スクリプトへの引数

連携スクリプトは以下の形式で呼び出されます。

<スクリプト名> <実行タイミング> [<cancelの終了ステータス>][{suspend | resume}]

実行タイミングは“3.4.1 連携スクリプト実行タイミング”で記述された8つのタイミングを表しています。

<cancelremoveの終了ステータス>は<実行タイミング>がcancelremoveの場合にのみ、1または2が指定されます。1の場合、すべてのデバイスがオンライン状態のままであることを表し、それ以外の場合は2となります。この値によって、I/Oマルチパス用の連携スクリプト等が、デバイスをオンライン状態に戻せるかどうか判断します。

システムがsuspendまたはresumeする必要がある時は、suspendかresumeを引数に指定してスクリプトを呼び出します。スクリプト内で引数をチェックすることによりsuspendやresumeが発生する状況であるかを知ることができ、suspendやresumeに必要な対応を記述することができます。

【例】

24iomp preadd

24iomp cancelremove 1

24iomp checkremove suspend

24iomp cancelremove 1 resume


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