Symfoware(R) Server RDBユーザーズガイド 応用プログラム開発編 - FUJITSU - |
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応用プログラムを翻訳・結合編集するためには、作業に先立って必要な環境を設定しておく必要があります。設定すべき環境には、以下のものがあります。
環境変数の設定
作業用のディレクトリ構成
応用プログラムを翻訳・結合編集するために必要な環境変数を表:応用プログラムを翻訳・結合編集する場合に必要な環境変数に示します。
環境変数名 |
意味 |
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LANG(必須項目) |
表示するメッセージの言語の種類を以下の中から選択します。
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環境変数“LANG”の設定の例を以下に示します。 [Cシェルの場合] setenv LANG ja [bash、Bシェル、Kシェルの場合] LANG=ja; export LANG |
応用プログラムを翻訳するときに必要に応じて設定する環境変数を表:応用プログラムを翻訳・結合編集する場合に必要に応じて設定する環境変数に示します。これらの環境変数を設定しておくことにより、翻訳時にsqlcc、sqlfccまたはsqlcobolでオプションを指定する必要がなくなります。
環境変数名 |
意味 |
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RDBDB |
応用プログラムで指定するデータベース名を指定します。 |
環境変数“RDBDB”の設定の例を以下に示します。 [Cシェルの場合] setenv RDBDB DB1 [bash、Bシェル、Kシェルの場合] RDBDB=DB1; export RDBDB |
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SQLPC (Cプログラム時) |
翻訳時の起動オプションを指定します。起動オプションには、以下のものがあります。
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環境変数“SQLPC”の設定の例を以下に示します。 [Cシェルの場合] setenv SQLPC '-I /sqlapp/include ' [bash、Bシェル、Kシェルの場合] SQLPC='-I /sqlapp/include '; export SQLPC |
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SQLPCOB (COBOLプログラム時) |
翻訳時の起動オプションを指定します。起動オプションには、以下のものがあります。
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環境変数“SQLPCOB”の設定の例を以下に示します。 [Cシェルの場合] setenv SQLPCOB '-I /sqlapp/include ' [bash、Bシェル、Kシェルの場合] SQLPCOB='-I /sqlapp/include '; export SQLPCOB |
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INCDIR |
インクルードファイルのディレクトリを指定します。 環境変数“INCDIR”は、応用プログラム中にINCLUDE文を記述した場合に、Cプログラムの場合は環境変数“SQLPC”と、COBOLプログラムの場合は環境変数“SQLPCOB”と併用して設定できます。環境変数の指定がない場合は、Cプログラム時は環境変数“SQLPC”および翻訳時のみ有効となり、COBOLプログラム時は環境変数“SQLPCOB”および翻訳時のみ有効となります。 |
環境変数“INCDIR”の設定の例を以下に示します。 [Cシェルの場合] setenv INCDIR /sqlapp/include:/splapp2/include:/use/include [bash、Bシェル、Kシェルの場合] INCDIR=/sqlapp/include:/splapp2/include:/use/include; export INCDIR |
ただし、環境変数RDBDBを指定した場合、またはSQLPCおよびSQLPCOBの翻訳時の起動オプションに-dを指定した場合、その応用プログラムからCONNECT文を実行することはできません。
応用プログラムをCOBOLで作成する場合は、COBOLプログラムの翻訳のための環境変数の定義も必要となります。COBOLプログラムの翻訳のために必要な環境変数の定義については、“Sun日本語COBOL使用手引書”、“COBOL85使用手引書”または“COBOL97使用手引書”を参照してください。
応用プログラムの翻訳・結合編集で参照あるいは作成するファイルを格納するための、作業用のディレクトリ構成を決めます。ディレクトリ構成は、開発および保守のしやすさを考慮して作成してください。
本章で応用プログラムの翻訳・結合編集の例を示す場合、作業用のディレクトリは図:作業用のディレクトリ構成の例の構成で作成されているものとします。
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