ファイアウォール機能 管理者ガイド

2.7.5.3 メール送信（Solaris版）

ファイアウォール機能の各サービス実行中に検出したエラー情報やアラート情報などのイベントは、管理者へメール送信することが可能です。

以下に、メール通知を行う場合の留意事項について説明します。

自ホストのFQDN指定（/etc/inet/hosts）

sendmail 8.7.x 以降で、自ホスト定義の公式ホスト名の別名に FQDN が記述されていない場合、メール送信処理がスローダウンする場合があります。

このため、以下のように対処してください。

• /etc/inet/hosts の設定

  自ホスト定義の公式ホスト名の別名に FQDN を記述します。

  (例) nnn.nnn.nnn.nnn myhost myhost.domain1.domain2.jp

  
  

■パケットフィルタリング設定

メール機能で、ファイアウォール機能が導入されたシステムから別システム上の管理者にメール通知を行う場合、メール通知に対するパケットフィルタリング条件を設定してください。

設定するフィルタ条件の詳細は、「ファイアウォール機能 環境設定ガイド」の「ファイアウォール機能特有のリソース設定」を参照してください。