TeamWARE Office 200X V2.0 管理者ガイド
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付録C [to config]コマンド> C.4 サービスのセットアップ

C.4.8 MIMEゲートウェイのセットアップ

MIMEゲートウェイのセットアッでは、MIMEゲートウェイのインストール、 MIMEゲートウェイの削除を定義します。以下に操作方法を示します。

◆操作方法

説明

操 作 方 法














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<“C.4サービスのセットアップ”に示す操作により、サービスセットアップまで進みます。>
サービスセットアップ
1 = Notifier
:     (途中省略)
:
10 = X.400ゲートウェイ
11 = MIMEゲートウェイ
14 = NNTPサービス
12 = FAXゲートウェイ
:     (途中省略)
:
21 = エンタープライズディレクトリサービス
0 = 終了
選択:11
=======================================================
MIMEゲートウェイセットアップ
警告: このオプションは既にインストールされています
変更または削除できます.
削除しますか?[no   ]
MIMEゲートウェイのサービス名を入力してください:[Tokyo1 MIME]
受信時にこのサーバのsendmailを使用しますか?[yes  ]
送信時に使用するSMTPサーバのマシン名を入力してください:[localhost           ]
次のインターネットベースアドレスが有効です:
1 = @eg.tokyo.comp.co.jp
2 = @dv.tokyo.comp.co.jp
MIMEゲートウェイが使用するインターネットベースアドレスを選択してください:[1 ]
メール監視間隔を秒単位で指定してください.[30        ]
送信メッセージにX.400ヘッダを追加しますか?[no   ]
MIMEヘッダを生成しますか?[yes  ]
添付ファイル名のエンコードを取りやめますか?[no   ]
受信メッセージでRFC822ヘッダを保持しますか?[no   ]
受信メッセージの最大サイズをバイト単位で入力してください[1024000   ]
MacintoshのファイルをBinHexでエンコードしますか?[no   ]
送信メッセージのFromヘッダのコメント形式を選択してください:
0 = ユーザ名
1 = X.400簡略記述アドレスの姓、名、頭文字
2 = コメントを付加しない
Fromヘッダのコメント形式:[0 ]
文字コード種別を選択してください:
0 = ISO-8859-1(西ヨーロッパ)
1 = ISO-2022-JP(日本)
2 = KOI8-R(Cyrillic)
3 = ISO-8859-7(ギリシャ)
文字コード種別:[1 ]
送信メッセージの半角カタカナの変換を取りやめますか?[no   ]
以下のSMTPタイムアウト時間を秒単位で指定してください:
受信時のコマンド応答待ち時間を指定してください.[600       ]
SMTPサーバ呼び出し応答待ち時間を指定してください.[600       ]
HELOまたはEHLOコマンドの応答待ち時間を指定してください.[600       ]
MAILコマンドの応答待ち時間を指定してください.[600       ]
RCPTコマンドの応答待ち時間を指定してください.[600       ]
DATAコマンド(開始)の応答待ち時間を指定してください.[300       ]
DATAコマンド(終了)の応答待ち時間を指定してください.[1200      ]
これらの値でよろしいですか?[yes  ]
'torecvm'がsendmailから起動されるようにsendmail.cfを設定してください
(「TeamWARE Officeインストールガイド」を参照してください)

◆操作方法の説明

  1. MIMEゲートウェイのセットアップを選択します。

  2. MIMEゲートウェイがインストールされていない場合は、このメッセージが出力されません。 4からインストール処理が実行されます。

  3. MIMEゲートウェイを削除する場合は、“yes”を指定します。 削除を指定すると、 MIMEゲートウェイがこのサーバから削除されます。 インストール済みのMIMEゲートウェイのセットアップを変更する場合は、“no”を指定します。

  4. MIMEゲートウェイのサービス名を指定します。

  5. sendmailが同じコンピュータ上にインストールされている場合は、“yes”を入力します。 それ以外の場合は、“no”を指定します。

  6. メールのルーティングに使用するSMTPサーバのコンピュータ名を指定します。 コンピュータ名は、sendmailが同じコンピュータ上にインストールされている場合は、“localhost”と入力します。 それ以外の場合には、sendmailを実行するコンピュータのコンピュータ名を入力します。

  7. メッセージルータのセットアップで複数のインターネットベースアドレスを指定している場合、一覧リストが表示されます。 この一覧リストから、MIMEゲートウェイが使用するインターネットベースアドレスを数字で指定します。 インターネットベースアドレスが1つしかない場合は、一覧リストは表示されず、 MIMEゲートウェイがそのインターネットベースアドレスを使用するというメッセージが表示されます。

  8. インターネットメール宛のメールは、いったん、メールキューに接続されたあと、配信処理が実行されます。 このメールキューをMIMEゲートウェイが一定間隔で監視する時間を秒単位で指定します。 Mailサービスの監視時間と同様、値が小さいと、メールキューをチェックする頻度が上がり、システムに負荷がかかります。 値が大きいと、メールキューをチェックする頻度が下がり、メールの配達が遅くなります。 通常の運用では、特にこの値を変更する必要はありません。

  9. X.400のメールシステムにメールを送信するときに、送信メッセージにX.400ヘッダを追加する場合は、“yes”を指定します。

  10. 送信するメールのヘッダをMIME形式でエンコードする場合は、“yes”を指定します。

  11. 送信するメールの添付ファイル名の日本語をMIME形式にエンコードしない場合は、“yes”を指定します。

  12. メールを受信したときに、RFC822ヘッダを添付ファイルとして保持する場合は、“yes”を指定します。

  13. SMTPサーバから受信するメールサイズの制限値をバイト単位で指定します。 サイズの制限をやめる場合には“0”を指定します。

  14. 送信メッセージで、Macintoshファイル(Macbinary形式)をApplesingle形式ではなくBinHex形式でエンコードしたい場合は、“yes”を指定します。

  15. 送信者のインターネットアドレスに付加するコメントの形式を一覧リストの中から選択して数字で指定します。

  16. 送信メッセージで使用する文字コード種別を指定します。必ず“1”を指定します。

  17. 送信メッセージの表題やメッセージテキストに記述された半角カタカナを全角カタカナへ変換しない場合は、“yes”を指定します。

  18. SMTPタイムアウトの時間を設定します。通常の運用では、特にこの値を変更する必要はありません。

  19. 5で“yes”を指定した場合のみ、このメッセージが出力されます。

詳細については、“8章 MIMEゲートウェイの管理”を参照してください。


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