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付録C [to config]コマンド> C.4 サービスのセットアップ

C.4.7 メッセージルータのセットアップ

メッセージルータのセットアッでは、サーバのインターネットベースアドレスおよびX.400ベースアドレスなどを定義します。以下に操作方法を示します。

◆操作方法

説明

操 作 方 法









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<“C.4サービスのセットアップ”に示す操作により、サービスセットアップまで進みます。>
サービスセットアップ
1 = Notifier
2 = メッセージルータ
:     (途中省略)
:
21 = エンタープライズディレクトリサービス
0 = 終了
選択:2
=======================================================
メッセージルータセットアップ
メッセージルータはこのサーバにインストールされました.
選択1=メッセージルータ変更, 2=メッセージルータ削除or 0=終了:1
メッセージルータサービス名を入力してください:[Tokyo ROUTER NODE]
このサイトのメッセージネットワークノード名を設定してください:[Tokyo ROUTER NODE]
メッセージをインターネット(MIME/SMTP)にルーティングしますか?[yes ]
MIMEゲートウェイがインストールされているコンピュータ名を入力してください:[tokyo1   ]
'tokyo1'が所属するドメインを全て指定してください.
ドメイン名を入力してください:[eg.tokyo.comp.co.jp           ]
ドメイン名を入力してください:[                                     ]
インターネットベースアドレスを指定する必要があります.
インターネットベースアドレスを入力してください:[ eg.tokyo.comp.co.jp           ]
他にもインターネットベースアドレスを指定することができます.
インターネットベースアドレスを入力してください:[                                     ]
メッセージをX.400にルーティングしますか?[yes  ]
X.400ベースアドレスを入力してください.
国名:[JP ]
主管庁領域名:[                  ]
私設領域名:[FUJITSU          ]
組織名(印字可能文字列):[TOKYO                                               ]
部門1(印字可能文字列):[                  ]
テレテックス文字列用ベースアドレスを設定しますか?[no   ]
さらにX.400ベースアドレスを追加しますか?[no   ]
メッセージをFAXにルーティングしますか?[yes  ]
FAXベースアドレス:[+81-3-12345678      ]
これらの値でよろしいですか?[yes  ]

◆操作方法の説明

  1. メッセージルータのセットアップを選択します。

  2. メッセージルータ変更を選択します。

  3. メッセージルータのサービス名を指定します。

  4. メッセージルータのノード名を指定します。

  5. MIMEゲートウェイを使用する場合は、“yes”を入力します。

  6. MIMEゲートウェイをインストールしているサーバのコンピュータ名を指定します。

  7. MIMEゲートウェイをインストールしているコンピュータのDNSドメイン名を指定します。 DNSを使用していない場合、なにも入力せずに[ENTER]キーを押します。 6と7の名前をつなぎ合わせると、MIMEゲートウェイがインストールされているコンピュータの完全修飾ドメイン名となります。
    DNSを使用しない場合、6で指定したコンピュータ名は、hostsファイルのホスト名に定義されている必要があります。

  8. ドメイン名の入力が完了したら、なにも入力せずに[ENTER]キーを押します。

  9. このサイトで使用するインターネットベースアドレスを指定します。 ユーザのインターネットベースアドレスが複数ある場合、複数指定できます。 たとえば、User1のインターネットアドレスが、“user1@eg.tokyo.comp.co.jp”、 User2のインターネットアドレスが、“user2@dv.tokyo.comp.co.jp”の場合、 “eg.tokyo.comp.co.jp”と“ dv.tokyo.comp.co.jp”を登録します。 このアドレスは、Directoryアプリケーションを使用してユーザを登録するとき、選択することができます。

  10. インターネットアドレスの入力が完了したら、なにも入力せずに[ENTER]キーを押します。

  11. X.400ゲートウェイを使用する場合は、"yes"を入力します。 12以降で、X.400アドレスを指定しますが、このアドレスに日本語文字列を設定できます
    (国名、主管庁領域名、私設領域名には指定できません)。 ただし、日本語を含むアドレスを定義できるのは、1つ以上の印刷可能文字列でX.400アドレスを定義したあとです。 注意してください。

  12. X.400アドレスの国名を入力します。日本語は指定できません。

  13. X.400アドレスの主管庁領域名を入力します。 1文字の空白を入力する場合は、“_”を指定します。日本語は指定できません。

  14. X.400アドレスの私設領域名を入力します。日本語は指定できません。

  15. X.400アドレスの組織名を入力します。印刷可能文字列を指定します。

  16. X.400アドレスの部門名1を入力します。 入力する必要がない場合、なにも入力せずに[ENTER]キーを押します。 値を入力すると、部門名2を問い合わせてきます。 部門名1から部門名4まで設定できます。 印刷可能文字列を指定します。
    最初に設定するベースアドレスは、印刷可能文字列のみを指定する必要があるため、“no”を入力します。 2番目以降のベースアドレスを設定する場合は、“yes”を指定してテレテックス文字列用のベースアドレスを設定することができます。

  17. ユーザのX.400ベースアドレスが複数ある場合、“yes"を入力し、12〜17までを繰り返します。 X.400ベースアドレスは、インターネットアドレスと同じように、複数指定できます。 このアドレスを複数指定すると、Directoryアプリケーションを使用してユーザを登録するとき、指定した中から選択することができます。
    400アドレスの入力が完了したら、“no”を入力します。

  18. メッセージをFAXにルーティングする場合、“yes”を入力します。

  19. FAXベースアドレスを入力します。

  20. 設定した値が正しければ、[Enter]キーを押します。“no”を入力すると、再び定義処理を実行できます。

  • 設定したインターネットベースアドレス、X.400ベースアドレス、FAXベースアドレスは、あとから削除できません。
  • メッセージルータの構成を変更するときは、変更しない個所についても設定漏れがないことを確認し、設定漏れがあった場合には、再度、値を入力してください。
  • エンタープライズディレクトリが起動されていない時にメンバーサイト上でベースアドレスを変更すると、変更内容がエンタープライズディレクトリに反映されません(他サイトから見た時に変更されていないように見えます)。エンタープライズシステムのメンバーサイト上でベースアドレスを変更する場合は、エンタープライズディレクトリが起動されているときに行ってください。エンタープライズディレクトリが起動されていないときに変更した場合は、以下の手順で復旧してください。
    1. エンタープライズディレクトリを起動します。
    2. メンバーサイト上のベースアドレスを一時的に別の値に変更します。
    3. 再度、変更したい値に戻します。
  • 一度設定したベースアドレスを削除すると、データベース内のユーザ情報に矛盾が発生しメール送信が正しく行われなくなります。ベースアドレスを削除したい場合は、対象のベースアドレスを、削除されたことが分かるような名前にいったん変更してください。再度ベースアドレスを追加する必要が発生したときに、その未使用のベースアドレスを再使用するようにしてください。

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