TeamWARE Office 200X V2.0 管理者ガイド
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第20章 長期運用時のシステムの管理> 20.1 ディスク容量の管理

20.1.5 データベース修復処理時の容量監視

TeamWARE Officeサーバの運用中に電源の切断やシステム異常が発生した場合など、正常にTeamWARE Officeサーバが停止しなかった場合、次回のTeamWARE Officeサーバ起動時に自動的にデータベースの修復処理が動作します。

データベースの修復処理時、および[to recover]コマンド実行時には、一時的に作業用ファイルをインストールディレクトリ配下のtmpディレクトリに作成します。このとき、作業用ファイルを作成する容量が不足していると、データベースの修復処理はエラーで終了します。

修復処理で必要とする作業用ファイルは、データベースの大きさに伴って大きくなります。このため、インストールディレクトリのディスク容量の空きが少ない場合は、事前に作業用ファイルの作成場所を変更しておく必要があります。

作成場所は、to.iniファイルにrecovery_tmp_dirパラメータを指定すると変更できます。詳細については、“付録G [to.ini]ファイル”を参照してください。


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