TeamWARE Office 200X V2.0 管理者ガイド |
目次 索引 |
第19章 データベースの保全 | > 19.1 バックアップ |
バックアップをどのように運用するかは、TeamWARE Officeのシステム規模や利用頻度により異なります。
バックアップの基本的な運用形態について、以下に説明します。
OSのバックアップコマンドなどでTeamWARE Officeシステム全体をバックアップします。バックアップ直後に差分バックアップユーティリティを使い、バックアップ情報を記録し、レベル0バックアップとして利用可能な状態にしておきます。バックアップ情報の詳細については、“19.6.2 バックアップ情報”を参照してください。
なお、システム設定の変更には、アプリケーションサーバの追加や削除、エンタープライズ構成の変更など他サーバ情報を設定、変更する場合も含みます。
差分バックアップユーティリティを使い、たとえば、以下のようなスケジュールでバックアップを採取します。
月1回:レベル0バックアップを実施
週1回:レベル1バックアップを実施
毎日 :レベル2バックアップを実施
マルチサーバ構成の場合、一部のサーバのみバックアップを行うのではなく、サイト内のすべてのサーバでバックアップを行う必要があります。
TeamWARE Officeのインストールからバックアップの運用までの流れを、図19.1に示します。
目次 索引 |