TeamWARE Office 200X V2.0 管理者ガイド |
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第19章 データベースの保全 | > 19.1 バックアップ |
TeamWARE Officeでは、データ全体をバックアップするフルバックアップと、更新データのみバックアップする差分バックアップがあります。
なお、差分バックアップユーティリティにおいて使用する、レベル0、レベル1、レベル2といった呼称については、表19.1を参照してください。
現在のデータすべてをバックアップしたものです。
フルバックアップを取る方法には、以下の2種類があります。
TeamWARE Officeシステム全体のバックアップをOSのバックアップコマンドなど、差分バックアップユーティリティ以外のツールでバックアップします。この場合、バックアップ情報を記録することでレベル0バックアップとして利用できます。
バックアップ情報の詳細については、“19.6.2 バックアップ情報”を参照してください。
以前のバックアップレベルからの差分データをバックアップしたものです。バックアップレベルには、以下の2つがあります。
差分バックアップユーティリティでレベル1バックアップを取ります。
レベル1バックアップは、レベル0のバックアップから追加/更新のあったデータがバックアップされます。
差分バックアップユーティリティでレベル2バックアップを取ります。
レベル2バックアップは、レベル0、またはレベル1の最新バックアップから、追加/更新のあったデータがバックアップされます。
レベル |
説 明 |
レベル0 |
本ツールを使用したフルバックアップ :TeamWARE Office関連のデータのみフルバックアップ。 :使用するツールは、データベースのフルバックアップが行われるものでなければなりません(そのほかの部分については、ツールの仕様に従います)。このバックアップの直後に、差分バックアップ/リストアユーティリティを使用して、バックアップ情報を記録する必要があります。 ※リストア後の最初のバックアップは、必ずレベル0のバックアップを行ってください。 |
レベル1 |
以前にレベル0が取られた時点からの差分をバックアップ |
レベル2 |
以前にレベル1またはレベル0が取られた時点からの差分をバックアップ |
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