TeamWARE Office 200X V2.0 管理者ガイド
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第18章 TeamWARE Officeの保守> 18.10 システム異常発生時のサーバ復旧手順

18.10.3 資料採取

システム異常の種別により、異常発生時に以下の資料採取を行う必要があります。システム異常の復旧後に、採取した資料およびシステムイベントログなどの資料から原因調査を行ってください。必要ならば当社技術員、または営業に連絡してください。

◆OSパニッ

システムの手順に従って、OSのダンプなどの資料を採取します。

◆TeamWARE Officeサーバの停止

この時点では、採取すべき情報はありません。

◆スローダウン、ハグアッ

toserverプロセスのメモリダンプ(コアファイル)を採取します。

コアファイルは[gcore]コマンド実行時のカレントディレクトリ配下に作成され、通常数十MBの大きさになります。コマンド実行前にディスクの空き容量を確認してください。

  1. TeamWARE Officeサーバのインストールディレクトリ配下に[twobserv.exe]というファイルがあります。エクスプローラやマイコンピュータなどで、このファイルを選択して実行します。実行後、タスクバーに[twobserv]のタスクバーボタンが追加されます。
  2. タスクバーボタンを右クリックして、[twobserv]のポップアップメニューを表示します。

  3. [コア出力]コマンドを実行します。

    TeamWARE Officeサーバのインストールディレクトリ配下に、各プロセスのコアファイルが以下の名前で作成されます。

    出力ファイル名:プロセス名_プロセスID.実行した日時.実行した時間
    例)toserver_115.000817.08335143

  4. コアファイルが作成されたあと、[閉じる]コマンドを実行してtwobservを終了します。

  • 作成されるコアファイルのサイズは、動作しているプロセスやスレッド数によって異なりますが、数十MBから数MBのサイズとなります。
  • インストールディレクトリ配下のディスクの空き容量が少ない場合は、[出力ディレクトリ変更]コマンドでコアファイルの出力先を変更してください。
  • [コア出力]コマンドは数秒程度で完了しますが、出力完了のメッセージは表示されません。そのため、1分程度待ってから、twobservを終了させてください。

◆特定のサービス使用不

toserverプロセスのコアファイルを採取します。採取方法は、“◆ スローダウン、ハングアップ”と同じです。


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