TeamWARE Office 200X V2.0 管理者ガイド |
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第18章 TeamWARE Officeの保守 | > 18.10 システム異常発生時のサーバ復旧手順 |
システム異常の種別により、以下のような状態になります。
システムダウンとなり、システムの各種コマンドが受け付けられません。
TeamWARE Officeサーバが何らかの原因で停止しています。TeamWARE Officeのプロセスが異常終了した場合は、自動的に再起動が行われて復旧しますが、何らかの原因で再起動が失敗した場合にもこの状態となります。
TeamWARE Officeサーバが停止している場合、[to status]コマンドを実行すると、以下のように表示されます。
>to status |
システムイベントログに「semaphore timeout」のエラーが出力され、TeamWARE Officeのコマンドや、クライアントからの操作に時間がかかったり、エラーとなります。
[to status]コマンドを実行すると、“ACTIVE”のスレッドが多く出力されます。または、[to status]コマンド自体が、「semaphore timeout」でエラーとなります。
システムの種別により、「semaphore timeout」の文字は日本語で出力されます。 |
システムイベントログに「DB:(objst)Database has been corrupted and can not be used before recovery」のエラーが出力され、特定のサービスが使用不可能となります。
TeamWARE Officeサーバの起動処理中またはTeamWARE Officeサーバの運用中に、何らかの理由でデータベースの修復処理が動作する場合があります。この場合、TeamWARE Officeのサービスが使用不可能となります。
[to status]コマンドを実行すると、以下のように表示されます。
>to status |
この場合、データベースの修復処理が完了すれば、サービスが使用可能となるため、特に復旧作業は必要としません。データベースの修復処理が完了するまでお待ちください。ただし、データベースの修復処理がエラーとなった場合は、“18.10.5 拡張復旧作業”を参照して復旧を行ってください。
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