TeamWARE Office 200X V2.0 管理者ガイド
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第18章 TeamWARE Officeの保守> 18.10 システム異常発生時のサーバ復旧手順

18.10.2 システム異常の検出

システム異常の種別により、以下のような状態になります。

◆OSパニッ

システムダウンとなり、システムの各種コマンドが受け付けられません。

◆TeamWARE Officeサーバの停

TeamWARE Officeサーバが何らかの原因で停止しています。TeamWARE Officeのプロセスが異常終了した場合は、自動的に再起動が行われて復旧しますが、何らかの原因で再起動が失敗した場合にもこの状態となります。

TeamWARE Officeサーバが停止している場合、[to status]コマンドを実行すると、以下のように表示されます。

>to status
tostatus TeamWare Server is not running

◆スローダウンハングアッ

システムイベントログに「semaphore timeout」のエラーが出力され、TeamWARE Officeのコマンドや、クライアントからの操作に時間がかかったり、エラーとなります。

[to status]コマンドを実行すると、“ACTIVE”のスレッドが多く出力されます。または、[to status]コマンド自体が、「semaphore timeout」でエラーとなります。

システムの種別により、「semaphore timeout」の文字は日本語で出力されます。

◆特定のサービスが使用不

システムイベントログに「DB:(objst)Database has been corrupted and can not be used before recovery」のエラーが出力され、特定のサービスが使用不可能となります。

◆データベースの修復処理

TeamWARE Officeサーバの起動処理中またはTeamWARE Officeサーバの運用中に、何らかの理由でデータベースの修復処理が動作する場合があります。この場合、TeamWARE Officeのサービスが使用不可能となります。

[to status]コマンドを実行すると、以下のように表示されます。

>to status
tostatus Database recovery is running.

この場合、データベースの修復処理が完了すれば、サービスが使用可能となるため、特に復旧作業は必要としません。データベースの修復処理が完了するまでお待ちください。ただし、データベースの修復処理がエラーとなった場合は、“18.10.5 拡張復旧作業”を参照して復旧を行ってください。


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