TeamWARE Office 200X V2.0 管理者ガイド

14.3.12 [Forum]セクション

[Forum]セクションは、WebサービスからForumサービスを利用したときに、読んでいないフォーラムメッセージに未読マークを付ける機能（以降、未読管理機能と呼びます）に関する設定を定義します。

以下に設定キーを示します。

• UseVHキー

  未読管理機能を有効にする/しないを定義します。

  この値に“1”を設定すると、未読管理機能が有効となり、“0”を設定すると有効となりません。未読管理機能が有効の場合、読んでいないフォーラムメッセージには未読マークが付けられます。

  フォーラムメッセージの未読マークについては、オンラインヘルプを参照してください。

• Webサービスの未読管理機能を利用する場合、利用しない場合に比べCPUの利用率が高まります。本機能を利用しない状況で、既にピーク時のCPU利用率が 高い場合は、本機能を無効にすることをお勧めします。
• Webサービスの未読管理機能は、Windowsクライアントと同じ情報を元に動作します。したがって、既にWindowsクライアントで読んでいたメッセージをWebサービスで表示すると既読状態になります。
• Webサービスの未読管理機能では、フォーラムの未読マークは表示されません。
• 認証せずにフォーラムのメッセージを参照している場合、または、他サイトのフォーラムに接続してメッセージを参照している場合は、未読管理されません。
• Webサービスの未読管理機能は、サイト内にフォーラムサービスが1つだけインストールされ、かつ、サーバ内の1つのWeb初期化ファイルでのみ未読管理を有効に指定した場合に限り、ご利用できます。下記の場合は、Web初期化ファイルの設定に関わらず、未読管理機能は無効になりますのでご注意ください。
  −　マルチサーバ構成で複数のサーバにフォーラムサービスがインストールされている場合
  −　複数のWebサービスプロセスを動作させている場合に、複数のWeb初期化ファイルで未読管理を有効に設定している場合
• WindowsクライアントとWebサービスを混在して利用する場合は、未読管理機能を無効にすること強く推奨します。混在して利用した場合、同一ユーザで同時に利用すると、いずれか一方で更新された未読管理情報のみがサーバに保存されるため、次回ログイン時に既読メッセージに未読マークが付いているというような矛盾した現象が発生することがあります。
• 10分未満の時間を指定してTeamWARE Officeサーバを停止した場合(“18.9.2 [to]コマンド”を参照)、時間内に停止することを最優先にするため、停止時にログイン中のユーザの未読管理情報(更新分)を保存しません。