TeamWARE Office 200X V2.0 管理者ガイド
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第4章 TeamWARE Officeの起動と停止

4.2 TeamWARE Officeの停止

マルチサーバ構成のTeamWARE Officeシステムを停するときには、以下の順序で操作してください。シングルサーバ構成の場合は、特に順序を意識する必要はありません。

操作方法

  1. Directoryサービス、MIMEゲートウェイ、X.400ゲートウェイ以外の各サービスがインストールされているサーバを停止します。
  2. MIMEゲートウェイ、X.400ゲートウェイがインストールされているサーバを停止します。
  3. Directoryサービスがインストールされているサーバを停止します。

  • TeamWARE Officeサーバを停止する前に、オンラインバックアップモードになっていないか確認してください。オンラインバックアップモードのまま停止すると、[to config]コマンドが使用できません。確認は、[to backup]コマンドを実行することにより可能です。オンラインバックアップモードになっている場合は、オンラインバックアップモードを解除したあとに停止してください。
  • UNIX系システムを使用している場合、UNIXログイン名には、TeamWARE Officeのシステム管理者のIDを使用してください。Windows NT(R)を使用している場合、Administrator資格を持ったユーザ名でログインしてください。
  • TeamWARE Officeクライアントがログインしている状態でTeamWARE Officeサーバを停止すると、クライアント切断用パケットがサーバ側からクライアント側に送出されます。このとき、サーバとクライアントがルータを経由して接続され、そのルータ間がWANで接続されている形態では、利用形態によって回線使用料が加算されます。夜間にTeamWARE Officeサーバを自動停止する場合など、思わぬ時刻にWAN回線が使用されることがあるので注意してください。
  • TeamWARE Officeサーバの停止が完了する前にシステムの電源を切断すると、データベースの保存処理が正しく行われません。その場合、次回のTeamWARE Officeサーバの起動時にデータベースの修復処理が行われ、起動に時間がかかることがあります。また、データベースが破壊される可能性もあります。
    システムの電源を切断する場合は、TeamWARE Officeサーバの停止が完了したあとで行ってください。特に、無停電電源装置などを使用して自動的に電源の切断を行う場合は、TeamWARE Officeサーバが確実に停止してから電源の切断が行われるように設定してください。TeamWARE Officeサーバを指定時間以内に停止させる方法は、“18.9.2 [to]コマンド”の“[to stop]コマンド”を参照してください。

下へ4.2.1 Windows NT(R)での停止
下へ4.2.2 UNIX系システムでの停止

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