PRIMECLUSTER Global Link Services 説明書 4.1 (伝送路二重化機能編) - Solaris (TM) オペレーティングシステム版 - |
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第3章 導入 | > 3.6 オプション機能の設定 | > 3.6.7 ルータ/HUB監視機能 |
ルータ/HUB監視機能を有効にします。本設定には、hanetpoll on コマンドを使用します。hanetpoll on コマンドを実行すると、ルータ/HUBに対するpingコマンドが実行されます。
なお、NIC切替方式では物理インタフェースの活性化を行った後に監視を開始するため、リンクアップの待ち時間(図3.3のIDLE秒)が経過するまでは、pingが失敗しても伝送路異常とはみなしません。リンクアップに要する時間は接続するHUBの種別に依存するため、HUBが故障していないにもかかわらず伝送路監視に失敗する場合には、必要に応じてhanetpoll on コマンドの-pパラメタで待ち時間を延長してください。
監視先情報の設定を行った仮想インタフェースが活性化されているときにhanetpoll onコマンドを実行した場合、ルータ/HUB監視機能は即時に有効となります。
監視先情報の設定を行った仮想インタフェースが活性化されていないときにhanetpoll onコマンドを実行した場合、ルータ/HUB監視機能は即時に有効となりません。
また、hanetpoll onコマンドによりルータ/HUB監視機能を有効化した後、監視先情報の設定を行った仮想インタフェースを活性化した場合も、ルータ/HUB監視機能は即時に有効とはなりません。この場合、hanetpoll offコマンドによりルータ/HUB監視機能を一旦無効化し、仮想インタフェースを活性化した後、再度hanetpoll onコマンドによりルータ/HUB監視機能を有効化してください。詳細については“7.7 hanetpollコマンド”を参照してください。
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