PRIMECLUSTER 導入運用手引書 4.1 (Solaris(TM) オペレーティングシステム版)
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6.6.1.7.2 事前設定
通常、プロセス監視機能を使用する場合、この事前設定は必要ありません。
プロセス監視機能で使用しているディテクタ(RMSへの状態通知モジュール)で使用している識別番号が、他の機能で使用する識別番号と同一になる場合に、本事前設定が必要になります。
- GUIでは、プロセス監視機能のディテクタ識別番号として、"0"(デフォルト)を使用します。"0"以外のディテクタ識別番号が、すでに設定されている場合は、その値を使用します。
- 本設定は、ディテクタ識別番号のデフォルト値"0"を変更する場合にのみ設定が必要です。
- 本設定にて、ディテクタ識別番号の許容値"127"を越える設定を行ってはいけません。
- 本設定は、クラスタシステムを構成する全てのノードにおいて実施してください。また、ディテクタ識別番号は、全ノードで同一の値を設定してください。
- 本設定実施前に、クラスタシステムを構成する全てのノードにおいて、RMSとクラスタアプリケーションを停止してください。
プロセス監視機能のディテクタ識別番号として、初期値である"0"から"2"に変更する場合についての例です。
初期値"0"を使用してプロセス監視機能を使用していた場合、以下のように"プロセス監視機能のディテクタ名".g"識別番号"が存在します。これを削除してください。
# cd /usr/opt/reliant/bin
# ls -l hvdet_prmd.g0
lrwxrwxrwx 1 root other 31 Dec 20 12:21 hvdet_prmd.g0 -> /opt/SMAW/SMAWRrms/bin/hvdet_prmd*
# rm hvdet_prmd.g0
以下のようにclmonsetdetコマンドを実行してください。本コマンドの引数には、変更後のディテクタ識別番号である"2"を指定してください。
# /etc/opt/FJSVcluster/bin/clmonsetdet 2
設定が正しく行われたか確認します。
# ls -l hvdet_prmd.g2
lrwxrwxrwx 1 root other 31 Dec 27 12:21 hvdet_prmd.g2 -> /opt/SMAW/SMAWRrms/bin/hvdet_prmd*
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