PRIMECLUSTER 導入運用手引書 4.1 (Solaris(TM) オペレーティングシステム版)
目次 索引 前ページ次ページ

第2部 導入編> 第6章 クラスタアプリケーションの構築> 6.6 クラスタアプリケーションの設定> 6.6.1 リソースの設定> 6.6.1.7 プロセス監視リソースの作成

6.6.1.7.2 事前設定

通常、プロセス監視機能を使用する場合、この事前設定は必要ありません。

プロセス監視機能で使用しているディテクタ(RMSへの状態通知モジュール)で使用している識別番号が、他の機能で使用する識別番号と同一になる場合に、本事前設定が必要になります。

プロセス監視機能のディテクタ識別番号として、初期値である"0"から"2"に変更する場合についての例です。
初期値"0"を使用してプロセス監視機能を使用していた場合、以下のように"プロセス監視機能のディテクタ名".g"識別番号"が存在します。これを削除してください。
# cd /usr/opt/reliant/bin
# ls -l  hvdet_prmd.g0
lrwxrwxrwx   1 root     other         31 Dec 20 12:21 hvdet_prmd.g0 -> /opt/SMAW/SMAWRrms/bin/hvdet_prmd*
# rm hvdet_prmd.g0
以下のようにclmonsetdetコマンドを実行してください。本コマンドの引数には、変更後のディテクタ識別番号である"2"を指定してください。
# /etc/opt/FJSVcluster/bin/clmonsetdet 2
設定が正しく行われたか確認します。
# ls -l  hvdet_prmd.g2
lrwxrwxrwx   1 root     other         31 Dec 27 12:21 hvdet_prmd.g2 -> /opt/SMAW/SMAWRrms/bin/hvdet_prmd*
#

目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright (C) 富士通株式会社 2005