Dynamic Reconfigurationユーザーズガイド I/Oデバイス編 |
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ここでは、既存の冗長構成に対して冗長度の補強を目的にPCIカードを増設する手順を説明します。
あらかじめPCIカードを増設するシステムボードを切り離す必要があります。
切り離すシステムボードにすでに搭載されているPCIカードが非冗長構成の場合、4.1.1の手順2.〜4.に従ってシステムボードを切り離してください。
切り離すシステムボードにすでに搭載されているPCIカードが冗長構成の場合、4.1.2の手順2.に従ってシステムボードを切り離してください。
本手順は不要です。
システムボードへPCIカードを搭載し、システムボードを搭載します。本作業は、当社技術員によって行います。
以下の手順で、増設したPCIカードを搭載したシステムボードを組み込みます。
冗長化ソフトウェアによっては、この時点で自動的に冗長構成へ組み込まれる場合があります。自動的に冗長構成へ組み込まれるかどうかは、各冗長化ソフトウェアのマニュアルを参照してください。
# /opt/FJSVhwr/sbin/drc -connect sb01 <Return> |
# /opt/FJSVhwr/sbin/drcstat -board sb01 SB BN Status (Detail) PID Next_PID Board_Type CPU(MHz) -- -- --------------- --- -------- ---------- -------- 01 0 Configured 00 00 10 300 |
増設したPCIカードと通信機器をケーブルで接続します。
システムボードの組込みと同時に冗長構成へ組み込まれるソフトウェアの場合、デバイスを増設するまでエラーメッセージが出る可能性がありますが、無視してください。
手順3.で自動的に冗長構成にならないソフトウェアを使用している場合は、増設したPCIカードを手動で冗長構成へ組み込みます。
冗長化ソフトウェアの詳細については、各ソフトウェアのマニュアルを参照してください。
DR機能を利用して増設されたPCIカードを運用側として使用する場合、パスの切り替えを行います。
冗長構成のパスの切り替え方法については、各冗長化ソフトウェアのマニュアルを参照してください。
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