マシン管理説明書 2.5.1 |
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付録B 磁気ディスク交換 | > B.2 故障交換作業の流れ | > B.2.3 ディスクの組込み方法 |
GDSによる自動切離し機能によって切り離されたディスクを、活性交換メニューで交換した場合のディスクの組込み手順について説明します。
この手順は「B.2.2.1. 活性交換 - ● GDSによる自動切離しの場合」の手順の続きになります。
交換メニューより、引き続いてGDSへの組込み操作が行えます。
組込み操作を行うことにより、自動的に等価性回復コピーが実施され、ファイルシステムで使用できるようになります。
交換したすべてのディスクを組み込む場合には、"a"を入力します。
1本ずつ順に組込みを行ってください。
この場合はスペアディスクのコピーが完了してから組込み操作を実施してください。
GDSへの組込みを行わずにメニューを終了することもできます。その場合には、再度ディスク活性交換メニューを実行するか、sdxswapコマンドまたはGDSのGUIメニューによる組込み操作によって、GDSへの組込みを行ってください。
誤りがなければ、"y"を入力してください。GDSへの組込み処理が実施され、以下のように等価性回復コピーの進捗状況が表示されます。
等価性回復コピーは、該当のディスクに割り当てられたボリュームのサイズ1Gバイトにつき約1分かかります。
この画面は1分ごとに更新され、等価性回復コピーが終了すると次の画面に進みます。
また、リターンキーを押すと、進捗状況の表示を更新できます。
"q"を入力すると、進捗状況表示を中止できます。この場合でも等価性回復コピー処理はバックグラウンドで実行されます。等価性回復コピー処理の完了は、sdxinfoコマンドや、/var/adm/messagesへのメッセージ出力などにより確認できます。
詳細は、『SafeDISK説明書』または『PRIMECLUSTER Global Disk Services 説明書』を参照してください。
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