マシン管理説明書 2.5.1
目次 索引 前ページ次ページ

付録B 磁気ディスク交換> B.2 故障交換作業の流れ> B.2.2 ディスクの交換方法

B.2.2.1 活性交換

活性交換を行う場合には、「磁気ディスク活性交換」メニューを実行します。

「磁気ディスク活性交換」メニューは、ディスクの切離し方法によって表示されるメニューが以下のように異なります。

  1. 「磁気ディスク活性交換」メニューを選択すると、以下のようなメニューが表示されます。

    このメニューでは、GDSによって自動的に切離しが行われ、交換可能な状態になっているディスクの一覧が表示されます。
    ディスクの名称は以下の形式で表示されます。

    <論理デバイス名> (<インスタンス名>: <ユニット名>) [Disk: <SDXディスク名>]

    論理デバイス名:ディスクの論理デバイス名を表しています。
    インスタンス名:sdドライバのインスタンス名を表しています。
    ユニット名 :本書の「第5章 メッセージ一覧」に記載されているUnit
    を表しています。
    SDXディスク名 :SafeDISK/GDSディスク名を表しています。

  2. GDSによって自動的に切り離されたディスクについて交換作業を行う場合には、"y"を入力します。

    その他の切離し方法によって切離したディスクがあり、そちらの交換を先に実施する場合には、"n"を入力します。この場合の説明は「2. その他の切離し」を参照してください。

  3. "y"を入力すると、さらに交換対象のディスクを選択するメニューが表示されます。

    GDSによって自動的に切り離されたすべてのディスクについて交換作業を行う場合には、"a"を入力してください。
    特定のディスクだけを交換する場合には、交換するディスクを選択してください。

  4. 交換するディスクを選択すると、以下の画面が表示されます。

    該当のディスクについては、Fault-LED(アンバー色)が点灯しています。
    ディスクの物理的な交換を行ってください。

  5. 交換完了後に"y"を入力します。ディスクの電源投入処理が行われ、以下のように結果が表示されます。

  6. 結果を確認し、"y"を入力してください。引き続き、GDSへの組込み処理を選択する画面が表示されます。

    以降は「B.2.3 ディスクの組込み方法」で説明します。

  1. GDSによる自動切離し以外の方法で切り離されたディスクを交換する場合には、「磁気ディスク活性交換」メニューを選択すると、以下のようなメニューが表示されます。

  2. マシン管理に交換可能であると通知されたディスクが一覧表示されます。
    交換するディスクを選択してください。以下の確認メッセージが表示されます。

  3. 誤りがなければ、"y"を入力してください。ディスクの電気的切離し処理が実施され、以下のメッセージが表示されます。

  4. Fault-LED(アンバー色)が点灯しているディスクを交換してください。
  5. 交換完了後に"1"を入力します。
    以降の組込み方法については、「B.2.3.3 その他の切離しで活性交換後の組込み」で説明します。

目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2001-2005
All Rights Reserved, Copyright(C) 株式会社PFU 2001-2005