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第5部 保守編> 第13章 トラブル発生時の対処

13.3 Webコネクタの対処

■起動ができない場合

【原因】

 Webコネクタが起動できない場合、以下のような原因が考えられます。

【対処方法】

 [Webプロセスの詳細設定]ダイアログで指定したリスニングポートと同じポートと同じポートを使用しているプロセスが存在しているか確認してください。存在しているならば、リスニングポートを現在使用されていないポートに変更してください。Webプロセスの詳細設定については、[プロセス設定]ダイアログを参照してください。

 同じポートが使用されていない場合は、idwebプロセスのログをレベル4で取得してください。idwebプロセスのログについては、[トレースログプロパティ]ダイアログを参照してください。また、DIB配下のすべてのファイルを取得後、発生環境/再現方法をまとめて、技術員に連絡してください。もし、ディスクサイズが大きくなり取得できない場合やユーザデータを提供できない場合は、DIB配下の"ds.D.00"を除くすべてのファイルを取得してください。

 

■処理中にエラー復帰する場合

【原因】

 Webコネクタが処理中にエラーを返す場合、以下のような原因が考えられます。

【対処方法】

 クライアントに通知されるLDAPエラーメッセージを参照してください。 LDAPエラーメッセージについては、LDAPエラーコードを参照してください。

 解決ができない場合、DIB配下のすべてのファイルを取得後、発生環境/再現方法をまとめて、技術員に連絡してください。もし、ディスクサイズが大きくなり取得できない場合やユーザデータを提供できない場合は、DIB配下の"ds.D.00"を除くすべてのファイルを取得してください。

 

■アプリケーションエラーが発生する場合

【原因】

 Webコネクタが処理中に不正なメモリ領域にアクセスしたためです。

【対処方法】

 DIB配下のすべてのファイルおよびワトソン博士のログを取得後、発生環境/再現方法をまとめて、技術員に連絡してください。もし、ディスクサイズが大きくなり取得できない場合やユーザデータを提供できない場合は、DIB配下の"ds.D.00"を除くすべてのファイルを取得してください。

 ワトソン博士のログについては、ワトソン博士のログ取得を参照してください。

 

■応答が返ってこない場合

【原因】

 予期せぬ原因で、プログラムが異常な状態に陥っています。

【対処方法】

 その場合、DIB配下のすべてのファイルを取得後、発生環境/再現方法をまとめて、技術員に連絡してください。もし、ディスクサイズが大きくなり取得できない場合やユーザデータを提供できない場合は、DIB配下の"ds.D.00"を除くすべてのファイルを取得してください。


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