Systemwalker Centric Manager 導入手引書 - UNIX共通 - |
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第10章 導入環境の変更 | > 10.5 IPアドレスとホスト名の変更 | > 10.5.1 運用管理サーバのIPアドレス、ホスト名を変更する |
機能ごとの変更を行います。変更を行う機能と変更が必要な場所を以下に示します。インストール種別または使用している機能により、設定を行ってください。
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条件 |
運用管理サーバ |
部門管理サーバ |
業務サーバ |
運用管理クライアント |
クライアント |
イベント監視 |
必須 |
○ |
○(注1) |
○(注1) |
○(注1) |
○(注1) |
性能監視 |
選択 |
○ |
− |
− |
− |
− |
リカバリフロー |
選択 |
○ |
− |
− |
− |
− |
スクリプト |
選択 |
○ |
− |
− |
− |
− |
自動運用支援 |
選択 |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
資源配付 |
選択 |
− |
○ |
○ |
− |
○ |
IDカードセキュリティ |
選択 |
− |
− |
− |
○ |
− |
共通ツール |
選択 |
○ |
− |
− |
− |
− |
ヘルプデスク |
選択 |
− |
− |
− |
○(注2) |
○(注2) |
注1:メッセージ送信先システムを設定している場合、メッセージ送信先システムの変更が必要です。
注2: ヘルプデスク機能を使用している場合、ヘルプデスクサーバの変更が必要です。さらに、運用管理サーバにヘルプデスクデータベースを作成している場合は、ヘルプデスククライアントをインストールしている運用管理クライアント、クライアントでODBCデータソースの変更が必要です。
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“全体監視運用時”または“運用管理サーバ二重化運用時”の場合、運用管理サーバがメッセージ送信先システムとして定義していたシステムで、以下のコマンドを実行し、構成情報を削除します。
[Windowsの場合]
opaconstat -D 運用管理サーバのホスト名
[UNIXの場合]
/opt/systemwalker/bin/opaconstat -D 運用管理サーバのホスト名
運用管理サーバで、以下のコマンドを実行し、構成情報を登録します。
/opt/systemwalker/bin/opaconstat -a
opaconstatコマンドについては、“Systemwalker Centric Managerリファレンスマニュアル”を参照してください。
運用管理サーバをメッセージ送信先システムとして指定しているシステムがある場合、運用管理サーバのIPアドレス/ホスト名の変更が終了後、そのシステムのメッセージ送信先システムを変更し、Systemwalkerを再起動してください。
opaconstat -a
/opt/systemwalker/bin/opaconstat -a
opaconstatコマンドについては、“Systemwalker Centric Managerリファレンスマニュアル”を参照してください。
opaconstatコマンドは、接続形態が必要時接続の場合、必要です。
二重化、全体監視などサーバ間連携機能を使用し、連携先システムとして指定しているシステムがある場合、連携しているシステム側のサーバ間連携定義を変更してください。
詳細は、”Systemwalker Centric Manager 運用管理サーバ二重化ガイド(独立型)”または、”Systemwalker Centric Manager 運用管理サーバ二重化ガイド(連携型)”を参照してください。
運用管理サーバをクラスタ運用しており、待機系ノードを監視している場合、クラスタノード定義ファイル、クラスタ待機系監視環境定義ファイルを変更してください。
詳細は、”Systemwalker Centric Manager 運用管理サーバ クラスタ適用ガイド”を参照してください。
通信用IPアドレス定義を実施している場合にIPアドレスの変更があった場合、IPアドレスの変更があったシステムで再度定義を実施してください。
opasetip(通信用IPアドレス定義コマンド)で定義します。
opasetipコマンドについては、“Systemwalker Centric Managerリファレンスマニュアル”を参照してください。
Systemwalker Centric Manager GEEの場合
[ホスト名を変更した場合]
特に作業はありません。
[IPアドレスを変更した場合]
HSTRSCノードセットにある該当ホストのIPアドレスを変更して、VTAMジェネレーションを実施後、HSTRSCノードセットをアクティベートします。
ISP定義にある当該ホストのHOST定義文のIPアドレスを変更して、ISPを再起動します。
SVPM側で、変更後のIPアドレスに対してSVPMコンソール番号を割り当てます。
運用管理サーバのノード名をSVPMコンソール番号定義ファイルに定義してある場合は、変更後のノード名に定義を変更
以下のコマンドを実行します。
/opt/FJSVsagt/bin/hardctlset
以下のコマンドを実行します。
/opt/FJSVsagt/bin/gscmadd
ネットワーク性能監視およびサーバ性能監視でIPアドレス/ホスト名を変更したサーバを監視対象にしている場合は、変更が必要です。
Systemwalkerコンソールから以下の手順に従って、作業を行ってください。
以下の手順でポリシーを更新し、配付します。
以下の手順でポリシーを更新し、配付します。
性能監視の動作環境の設定については、“Systemwalker Centric Manager使用手引書 監視機能編”を参照してください。
コマンドの実行先ホストに、IPアドレス/ホスト名を変更した運用管理サーバを「直接指定」でタスク登録している場合は、変更が必要です。
Systemwalkerコンソール[監視]から以下の手順に従って、作業を行ってください。
リカバリフローの動作環境の設定については、“Systemwalker Centric Manager使用手引書 監視機能編”を参照してください。
スクリプトファイル中で、ホスト名を変更したコンピュータを意識した処理を行っている場合、変更が必要です。
なお、ユーザ作成スクリプトについても同様です。
インテリジェントサービスが提供するサンプルスクリプト一覧を以下に示します。
サンプルスクリプト |
備考 |
IPv6インタフェースの稼働監視 |
定義項目としてホスト名の情報を持っています。 |
Systemwalkerセルフチェック |
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ノード状態の監視 |
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MIBしきい値監視 |
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サービス稼働監視 |
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Webサービス稼働監視 |
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大規模同報リモートコマンド |
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必要イベント未発生調査 |
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イベント固定テキスト変換 |
イベントの発生元ノード名を判定処理用に参照できます。 |
イベント切り分けテキスト変換 |
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先頭通知コラレーション |
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末尾通知コラレーション |
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イベント詳細フィルタリング |
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切り替え型イベント詳細フィルタリング |
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メッセージ監視アクション型スクリプト動作テスト |
テスト対象スクリプトの内容によってはホスト名をスクリプト内に固定で記述するケースがあります。 |
ライブラリ型スクリプト動作テスト |
ユーザスクリプトの格納先
登録を行うユーザスクリプトは、共通管理ディレクトリ(配下の任意のサブディレクトリ含む)に格納します。共通管理ディレクトリは以下のとおりです。
[Windowsの場合]
Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\mpsc\script\common
[UNIXの場合]
/var/opt/FJSVssc/script/common
[イベント監視の条件定義]で、ホスト名を変更した運用管理サーバのホスト名を設定している場合、変更が必要です。
操作を行う画面は以下のとおりです。
インストール種別 |
操作画面 |
運用管理サーバ |
Systemwalkerコンソール |
部門管理サーバ |
システム監視設定 |
業務サーバ |
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運用管理クライアント |
システム監視クライアント |
クライアント |
イベント監視の条件定義およびアクション環境設定については、“Systemwalker Centric Manager使用手引書 監視機能編”を参照してください。
資源配付で、ホスト名を変更した運用管理サーバに対して「資源配付のスケジュール情報ファイル」のスケジュール文で直接結果通知を行っている場合、変更が必要です。
以下の手順に従って、変更を実施してください。
資源配付のスケジュール情報ファイルにつくいては、“Systemwalker Centric Managerリファレンスマニュアル”を参照してください。
資源配付クライアントのセットアップ機能を起動し、[セション開設]で、ノード名入力形式に従って接続先のノード名を変更してください。
資源配付クライアントのセットアップ機能については、“Systemwalker Centric Manager使用手引書 資源配付機能編”を参照してください。
IDカードセキュリティ機能を使用して、運用管理クライアントのコンピュータの保護および操作の保護を使用している場合、変更が必要です。
idterm 起動条件記述ファイル
IDカードセキュリティ・エージェント起動条件記述ファイルの詳細については、“エージェント起動条件記述ファイルの作成”を参照してください。
運用管理サーバで、プロセス監視の定義を行っている場合、運用管理サーバで変更が必要です。
以下の手順に従って、プロセス監視定義ファイルを変更してください。
プロセス監視定義ファイル
/etc/opt/FJSVftlc/pmon/mppmon.ini
プロセス監視機能については、“プロセス監視機能”を参照してください。
ヘルプデスク機能を使用している場合、ヘルプデスクサーバの変更が必要です。さらに運用管理サーバにヘルプデスクデータベースを作成している場合は、ヘルプデスククライアントをインストールしている運用管理クライアント、クライアントでODBCデータソースの変更が必要です。
詳細は、“運用管理サーバ上のヘルプデスクの設定”を参照してください。
ヘルプデスククライアント設定画面に指定した、ODBCデータソースに設定されているホスト名を変更してください。ODBCデータソースの変更については、“ヘルプデスク管理者用クライアントの設定”を参照してください。
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