PowerFX V1.0 運用説明書 - Microsoft(R) Windows(R) -

4.5.5 READ文

指定した論理宛先からデータを読み出し、読み出したデータを論理宛先から削除します。

• 指定した論理宛先にデータが蓄積されていない場合の処理種別を処理種別通知域に設定します。
  設定方法を"表4.8 READ文の処理種別と処理内容"に示します。

  [表4.8 READ文の処理種別と処理内容]

  文	処理種別		処理内容
  READ	待合せ指示（省略値）	'WT'、空白	論理宛先にデータが蓄積されていない場合、監視時間の指定に従い、データの読出し完了を待ち合わせます。
  	待合せなし指示	'NW'	論理宛先にデータが蓄積されていない場合、読み出しません。 入出力状態1に"0A"、入出力状態2に"0A01"を通知します。

   

• 指定した論理宛先が活性状態、非活性状態のいずれでもデータを読み出せます。
• 処理種別に"待合せ指示"(WT)を設定した場合、監視時間を秒単位で0〜9999の範囲で監視時間通知域に設定します。
  0を設定または省略した場合、いつまでも待ち合わせます。
• 論理宛先に蓄積されているデータは、優先順位の高いものから読み出されます。
  同一優先順位では、書き込まれた順に読み出されます。

READ文の実行結果の詳細は"4.5.6 実行結果"を参照してください。