PowerFX V1.0 運用説明書 - Microsoft(R) Windows(R) - |
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第4章 ACM会話サービス | > 4.5 表示ファイルインタフェース |
入出力状態1には、OPEN文、CLOSE文、WRITE文、READ文の実行結果の概要が通知されます。
概要 |
入出力状態1 |
意味 |
---|---|---|
正常 |
00 |
正常終了した。 |
04 |
入力されたデータの長さが、COBOLプログラムが用意したレコード域よりも大きい。 |
|
0A |
待合せなし指示のREAD文実行時に、入力データがない。 |
|
0B |
WRITE文実行時に、最大データ蓄積数を超えてデータを格納した。 |
|
異常 |
30 |
回線エラーまたは入出力エラーが発生した。 |
異常 |
90 |
命令の順序誤り、またはパラメーターエラー、または資源不足が発生した。 |
99 |
システムエラー。 |
|
9B |
論理宛先名の指定に誤りがある。または指定した論理宛先が非活性状態である。 |
|
9F |
監視時間エラーが発生した。 |
|
9G |
最大データ蓄積数またはデータ長を超えたためにデータが格納できない。 |
|
9H |
メモリが不足した。 |
入出力状態2には、WRITE文、READ文の実行結果の詳細が通知されます。
値 |
文 |
通知条件 |
通知内容詳細 |
COBOLプログラムの処置 |
---|---|---|---|---|
0401 |
READ |
なし |
入力データがCOBOLプログラムのレコード域よりも大きい。 この時、利用者プログラムの用意したレコード域にはレコード域の長さ分のデータが転送され、レコード領域に入りきらないデータは捨てられる。 |
処理を続行する。 |
0A01 |
READ |
処理種別で'NW'を指定した場合 |
論理宛先にデータがない。 |
処理を続行する。 |
0B01 |
WRITE |
処理種別で'NE'を指定した場合 |
最大データ蓄積数を超えてデータを格納した。 |
処理を続行する。 |
3001 |
すべて |
なし |
ACM会話サービスとの接続(通信)に失敗した。 |
COBOLプログラムを終了する。 |
3002 |
すべて |
なし |
ACM会話サービスから不正なデータを受信した。 |
COBOLプログラムを終了する。 |
9001 |
WRITE |
なし |
その他のエラーが発生した。 ・処理種別が正しくない。 |
COBOLプログラムを終了する。 |
90A1 |
すべて |
なし |
SOCKET不足が発生した。 |
COBOLプログラムを終了する。 |
9901 |
すべて |
なし |
システムエラー。 |
COBOLプログラムを終了する。 |
9BC0 |
WRITE |
なし |
論理宛先がない。 |
・COBOLプログラムを終了する。 ・正しい論理宛先で処理を再開する。 |
9BC1 |
WRITE READ |
なし |
・論理宛先が非活性状態である。 ・ACM会話サービスが未起動である。 |
・COBOLプログラムを終了する。 ・正しい論理宛先で処理を再開する。 |
9F01 |
WRITE READ |
なし |
・監視時間で指定した時間以内にデータが書き込めなかった。 ・監視時間で指定した時間以内にデータを読み出せなかった。 |
・COBOLプログラムを終了する。 ・さらに長い監視時間で処理を再開する。 |
9F02 |
WRITE |
処理種別で'WT'を指定した場合 |
論理宛先のデータが最大データ蓄積数を超えた。 |
COBOLプログラムを終了する。 |
9101 |
WRITE |
処理種別で'NW'を指定した場合 |
論理宛先のデータが最大データ蓄積数を超えた。 |
COBOLプログラムを終了する。 |
9201 |
WRITE |
なし |
メモリが不足した。 データ域サイズやシステム最大データ蓄積数を超えて書き込もうとした。 |
COBOLプログラムを終了する。 |
F0A1 |
OPEN |
なし |
SOCKET不足が発生した。 |
COBOLプログラムを終了する。 |
FFB1 |
すべて |
なし |
システムエラー。 |
COBOLプログラムを終了する。 |
FFB2 |
OPEN CLOSE |
なし |
・ACM会話サービスとの接続(通信)に失敗した。 ・OPENを実行せずにCLOSEを実行した。 |
・COBOLプログラムを終了する。 ・OPENとCLOSEを対応付ける。 |
FFB3 |
OPEN |
なし |
同一プロセスでOPENを複数回実行した。 |
・COBOLプログラムを終了する。 ・OPENの実行を一回にする。 |
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