PowerFX V1.0 運用説明書 - Microsoft(R) Windows(R) -

4.5.4 WRITE文

指定した論理宛先にデータを書き込みます。

• 指定した論理宛先の最大データ蓄積数を超えて書込みを指示した場合の処理種別を処理種別通知域に設定します。
  設定方法を"表4.7 WRITE文の処理種別と処理内容"に示します。

  [表4.7 WRITE文の処理種別と処理内容]

  文	処理種別		処理内容
  WRITE	待合せ指示（省略値）	'WT'、空白	論理宛先にデータが最大データ蓄積数まで書き込まれている場合、監視時間の指定に従い、データの書込み完了を待ち合わせます。
  	待合せなし指示	'NW'	論理宛先にデータが最大データ蓄積数まで書き込まれている場合、書込みを中止します。 入出力状態1に"9G"、入出力状態2に"9101"を通知します。
  	強制実行指示	'NE'	論理宛先にデータが最大データ蓄積数まで書き込まれている場合、最大データ蓄積数を超えて書込みを行います。 入出力状態1に"0B"、入出力状態2に"0B01"を通知します。

   

• 指定した論理宛先が活性状態の場合だけ、データを書き込めます。
  指定した論理宛先が非活性状態の場合は、データを書き込めません。
• 処理種別に"待合せ指示"(WT)を設定した場合、監視時間を秒単位で0〜9999の範囲で監視時間通知域に設定します。
  0を設定または省略した場合、いつまでも待ち合わせます。
• データの書込み時に優先順位を優先順位通知域に設定することにより、データを読み出す順序を制御します。
  データは設定した優先順位に従って蓄積されます。1が最も高く、9が最も低い優先順位です。
  書込み時に優先順位を省略した場合は、優先順位9を設定したとみなされます。

WRITE文の実行結果の詳細は"4.5.6 実行結果"を参照してください。