PowerFX V1.0 運用説明書 - Microsoft(R) Windows(R) -
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第3章 TCLplus> 3.4 TCLplusコマンド

3.4.37 subst

機能:

指定された文字列に対し円記号展、コマンド展、変数展を行い、結果を返します。

形式:

subst 【-nobackslashes】 【-nocommands】 【-novariables】string

オプション:

-nobackslashes
本オプションが指定された場合、円記号展開をしません。

-nocommands
本オプションが指定された場合、コマンド展開をしません。

-novariables
本オプションが指定された場合、変数展開をしません。

パラメーター:

string
展開を行う文字列を指定します。

復帰値:

展開結果を返します。

注意事項:

stringが中括弧"{}" で囲まれていても、展開は抑制されません。

使用例:

変数に格納された文字列を変数展開します。

set A {変数Aの値}
set B {$A}
puts $B
puts [subst $B]

<実行結果>

$A
変数Aの値

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