PowerFX V1.0 運用説明書 - Microsoft(R) Windows(R) - |
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第3章 TCLplus | > 3.4 TCLplusコマンド |
ファイルをオープンします。
open filename 【access】
なし
filename
オープンするファイル名を絶対パスまたは相対パスで指定します。フォルダの区切りは円記号(\)の他にスラッシュ(/)で記述することが可能です。円記号を使用する場合は、ファイル名全体を中括弧"{}"で囲みます。また、ファイル名にスペースまたはタブが含まれる場合は、ダブルクォーテーション(")で囲みます。
access
アクセスモードの指定をします。省略時は、読み込み専用(r)です。指定内容とその意味は"表3.14 アクセスモードの種類"のとおりです。
コード |
説明 |
---|---|
r |
読み込み専用モードでオープンします(省略時)。ファイルが存在しない場合、エラーになります。 |
r+ |
読み書きモードでオープンします。ファイルが存在しない場合、エラーになります。 |
w |
書き込み専用モードでオープンします。ファイルが存在している時は上書きします。なければ新規作成します。 |
w+ |
読み書きモードでオープンします。ファイルが存在している時は上書きします。なければ新規作成します。 |
a |
書き込み専用モードでオープンします。ファイルが存在しない場合、エラーになります。書き込みデータは、ファイルの最後に追加されます。 |
a+ |
読み書きモードでオープンします。なければ、新規に作成します。書き込みデータはファイルの最後に追加されます。 |
チャンネルID
オープンしたファイルへのアクセスにはチャンネルIDが必要になるため、必ず変数に格納してください。
新規ファイルを書き込みモードでオープンし、文字列を書き込みます。
set chid [open newfile.txt w+] puts $chid "新しいファイルに文字列を書き込む" close $chid |
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