PowerFX V1.0 運用説明書 - Microsoft(R) Windows(R) -
目次 索引 前ページ次ページ

第3章 TCLplus> 3.4 TCLplusコマンド

3.4.7 clock

機能:

システムの時間を取得します。

形式:

clock seconds
clock format value -format str

オプション:

seconds
1970年1月1日から秒単位の整数で表現される現在時刻を返します

format
パラメーターvalueで指定された時刻をパラメーターstrで指定された書式に変換します。

パラメーター:

value
日時を秒単位で指定します。
基準日は1970年1月1日9:00 (ロケールが日本である場合)です。

str
日時の形式を"表3.7 clockコマンドの書式"の書式で指定します。

[表3.7 clockコマンドの書式]

書式

出力形式

%a

曜日の名前を略称形式で出力します。(MonやTueなど)

%A

曜日の名前を出力します。(MondayやTuesdayなど)

%b

月の名前を略称形式で出力します。(JanやFebなど)

%B

月の名前を出力します。(JanuaryやFebruaryなど)

%c

日付と時間を出力します。

%d

指定された日時の"日"のみを出力します。

%H

指定された日時の"時"のみを24時表記で出力します。

%I

指定された日時の"時"のみを12時表記で出力します。

%j

指定された年の通算日を出力します。

%m

月を数字形式で出力します。

%M

指定された日時の"分"のみを出力します。

%p

AMまたはPMを出力します。

%S

指定された日時の"秒"のみを出力します。

%w

曜日を数字形式で出力します。(日曜日が0、月曜日が1)

%x

システムのロケール設定に沿った日付を出力します。

%X

システムのロケール設定に沿った時刻を出力します。

%y

指定された年の下二桁を出力します。

%Y

指定された日時の"年"のみを出力します。


復帰値:

指定する書式形式により異なります。

注意事項:

なし

使用例:

書式形式を指定して、現在時刻を出力します。

puts [clock format [clock seconds] -format %a]
puts [clock format [clock seconds] -format %A]
puts [clock format [clock seconds] -format %b]
puts [clock format [clock seconds] -format %B]
puts [clock format [clock seconds] -format %c]
puts [clock format [clock seconds] -format %d]
puts [clock format [clock seconds] -format %H]
puts [clock format [clock seconds] -format %I]
puts [clock format [clock seconds] -format %j]
puts [clock format [clock seconds] -format %m]
puts [clock format [clock seconds] -format %M]
puts [clock format [clock seconds] -format %p]
puts [clock format [clock seconds] -format %S]
puts [clock format [clock seconds] -format %w]
puts [clock format [clock seconds] -format %x]
puts [clock format [clock seconds] -format %X]
puts [clock format [clock seconds] -format %y]
puts [clock format [clock seconds] -format %Y]


<出力結果>

Sun
Sunday
Sep
September
2004年09月26日 1:05:22
26
01
01
270
09
05
AM
22
0
2004/09/26
1:05:22
04
2004

目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2005