MessageQueueDirector説明書
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10.2.1.3 メッセージ送信
サーバ間でメッセージ送信する機能です。ACM連携サービスの環境定義で、メッセージキューをACM連携サービスの送信キューとして定義して、その送信キューと相手サーバの受信キューの対応関係を定義することで、自サーバのMQDから相手サーバにメッセージ送信されます。
サーバ間のメッセージ送信の流れを図10.4に示します。

[図の説明]
- メッセージキュー(送信キュー)から、送信メッセージを取り出します。
- IDCMを使用して相手サーバの受信キューにメッセージを送信します。
注意事項
ACM連携サービスのメッセージ送信機能を使用する場合、以下の点に注意してください。
- 最大メッセージ長
相手サーバにメッセージ送信する場合の最大メッセージ長は32000バイトです。最大メッセージ長を超えるメッセージを送信した場合は、相手サーバへのメッセージ送信は処理されず、エラーメッセージ(MQD3353 原因コード=QMNG、復帰コード=37)が出力されます。また、それ以降に送信要求したメッセージはすべて相手サーバに送信されず、送信キューに滞留します。エラーメッセージの対処にしたがって、メッセージ送信を再開してください。
- ユニット
ACM連携サービスのメッセージ送信ではユニット機能は利用できません。
複数メッセージを一つのユニットで送信した場合は、相手サーバにメッセージ送信されますが、ユニット情報は相手サーバのアプリケーションには通知されません。ユニット機能については、“2.1.3 ユニット”を参照してください。
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