InfoDirectory使用手引書 |
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第1部 ディレクトリサービス編 | > 第2章 機能 | > 2.2 サーバ機能 | > 2.2.6 シャドウイング |
シャドウイング環境にてLDAPクライアントから識別名変更操作(※)を行うと、タイミングにより“DSA is busy”が通知され、識別名変更操作に失敗する場合があります。以下のいずれかの回避方法で対処してください。
識別名変更操作を使用せずに変更します。まず、識別名変更操作したいエントリを検索してそのエントリ情報を取出します。次に、そのエントリを削除します。最後に、取出したエントリ情報を元にして、DNを変更してそのエントリを追加します。
シャドウ契約を“サプライヤの変更に依存”から“サプライヤの契約値に依存”に設定して、識別名変更操作する時間帯とシャドウイングする時間帯をずらしてください。
識別名変更操作中は、シャドウイング処理が行われないように契約状態を“サスペンド状態”にしてください。識別名変更操作後、契約状態を“増加するリフレッシュを待つ”に変更してシャドウイングを行うようにしてください。
※ 識別名変更操作
クライアントから識別名変更操作を行う方法は以下のいずれかになります。
ldap_rename関数とldap_rename_s関数が該当します。
renameメソッドが該当します。
changetype行指定でのmodrdnが該当します。
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