Interstage Application Server Smart Repository運用ガイド
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第2章 環境構築> 2.5 ユーザ情報の登録

2.5.1 CSVファイルを使用したユーザ情報の移入

 CSVファイルを使用してエントリを追加する手順を以下に示します。

  1. ユーザ情報の一元管理データベースからのCSV形式データの抽出
  2. マッピングルール(変換ルール)の設定
  3. 移入コマンドの実行

1)ユーザ情報の一元管理データベースからのCSV形式データの抽出

 データベースの機能を利用して、ユーザ情報の一元管理データベースからCSV形式のデータを取り出します。なお、データベース上のデータが証明書などのバイナリデータの場合は、テキスト(Base64)形式に変換しておく必要があります。

 CSV形式については、“エントリの管理”の“CSVファイルを使用する場合”を参照してください。

2)マッピングルール(変換ルール)の設定

 CSV形式データをリポジトリに登録するためには、CSV形式データ情報とリポジトリ情報を関連付ける必要があります。両者を関連付けるためにマッピングルールを設定します。マッピングルールの設定方法については“ルールファイル”を参照してください。

3)移入コマンドの実行

 irepmodifyentコマンドを実行します。この結果として、マッピングルールに従いエントリデータを追加します。
 irepmodifyentコマンドの詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“Smart Repository運用コマンド”を参照してください。


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