Systemwalker Centric Manager 使用手引書 リモート操作機能編 ユーザーズガイド - UNIX/Windows(R)共通 -
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第1章 Live Helpの概要> 1.1 Live Help機能概要

1.1.2 クライアントのコンピュータの操作

画面転送機能を使ってクライアントの画面を見ながらリモート操機能により問題を解決したり、クライアントにトレーニングを提供したりしたい場合があることでしょう。リモート操作機能を使うと、あたかもクライアントのコンピュータの前に一緒にすわっているかのように、自分のキーボードやマウスを使ってクライアントのアプリケーションやデスクトップを操作することができます。

ファイルを編集したり、メニューを開いたり、また別のアプリケーションを起動するなどして、相手のコンピュータやアプリケーションを一緒に操作できます。例えば、クライアントの問題は、新しいプログラムについて知識が不足しているために起こる場合があります。正しい操作をやってみせた上で、クライアントがそれを試してみる様子を見守ります。こうして、同じ問題に対して繰り返される問い合わせを少なくすることができます。クライアントと一緒に操作とその結果を見ることになるので、エキスパートはより早く仕事を終えることができ、クライアントはその場で学習できます。リモート操作の間、クライアントのマウスとキーボードを無効化することができます。

セッションが始まると、エキスパートは自動的にクライアントのコンピュータをリモート操作できる状態になります。エキスパートとクライアントは電話で話をしながら、クライアントのコンピュータを一緒に操作して、即座にその結果を両方が見ることになります。通常、エキスパートはサポート活動の間、リモート操作機能をアクティブな状態にしたままにします。

[リモート操作]ボタンをクリックすると、リモート操作機能の起動や停止をすることができます。セッションにほかのエキスパートが参加している場合は、そのエキスパートはリモート操作されているセッションを見ることはできますが、何の変更も加えることはできません。しかし、そのエキスパートは、必要なときに[リモート操作]ボタンをクリックして、リモート操作権を得ることができます。

リアルタイムで一緒にキーボードとマウスの操作を共有するには、リモート操作機能を使います。


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