Systemwalker Centric Manager 使用手引書 リモート操作機能編 ユーザーズガイド - UNIX/Windows(R)共通 -
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第1章 Live Helpの概要

富士通のリモートサポート製品、Systemwalker Live Help(以降Live Helpと略します)をお買い求めいただきありがとうございます。Live Helpは富士通の運用管理ソフトウェアSystemwalkerのファミリー製品です。

Live Helpは、一般のサポートデスクやサービス提供会社が、リモートサポートサービスやトレーニングサービスをリアルタイムで提供するためのWindows(R)アプリケーションです。組み込まれた画面共有機能やリモート操作機能を使うことにより、サポート担当者(このガイドではエキスパートと表現します)は、エンドユーザ(このガイドではクライアントと表現します)のコンピュータやサーバコンピュータに自席から直接アクセスしてアプリケーションや設定の問題を解決することができます。エンドユーザのコンピュータまたはサーバ(このガイドではクライアントのコンピュータと表現します)の状況を自分自身で把握することで、アプリケーションや設定の問題を素早く、正確に解決することができます。Live Helpは問題の発生から解決までを時間単位から分単位に縮めることで組織全体に利益をもたらします。

エキスパートは、サポートセッションを進行するために、[Live Help Expert]プログラムまたは[Live Help Monitor]プログラムを自分自身のコンピュータ(このガイドではエキスパートのコンピュータと表現します)で利用します。エキスパートは、エンドユーザの支援をしたり、[Live Help Client]プログラムが実行されている無人運用のサーバの状況を監視したりするために、リモート操作、画面共有、ファイル転送、クリップボード転送、セッション録画機能などを利用できます。

Live Helpを使用すると、同じ館内の人、同じ国内の人あるいは他国の人とセッションを行うことができます。セッションは構内ネットワーク(LAN)上、または広域ネットワーク(WAN)上、あるいはダイヤルアップLAN接続で動作します。もちろん、イントラネット、インターネットを使って接続を行うこともできます。ネットワーク(LAN/WAN)に接続していない場合は、モデムを使った電話網接続が利用できます。

本章では、Live Helpについて紹介し、セッションの構成と管理の仕方、メンバーの役割について説明します。

この導入情報を読み終えたら、第2章の説明に従ってセッションを実際に行ってみてください。それぞれのLive Help機能の詳細については、第3章から第13章を参照してください。


下へ1.1 Live Help機能概要
下へ1.2 Live Helpセッション
下へ1.3 Live Helpの接続条件
下へ1.4 Live Helpのメニュー

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