複写先システムが、DBミラーリングシステムの場合のデータベース定義の変更手順を説明します。
参照
ALTER DSIを使用する場合の操作手順については“9.1.2.1 ALTER DSIを使用する場合”を参照してください。
dxsvstopコマンドを使用し、複写元システム(正系ノード)のDBミラーリングサービスを通常停止します。
複写元システム(副系ノード)のDBミラーリングサービスの停止を確認します。
以下の手順でレプリケーション運用を停止します。
lxrepdisコマンドを使用し、差分ログの取得終了を行います。
lxcanwrkコマンド(-mn指定)またはLinkexpressクライアントの「業務監視ウィンドウ」を使用し、 レプリケーションMC連携業務を停止させます。
“手動による同期操作”を行い、複写元データベースと複写先データベースの同期を行います。詳細は、「導入運用ガイド」の「2.2.1.4 手動による同期操作」を参照してください。
dxsvstopコマンドを使用し、複写先システム(正系ノード)のDBミラーリングサービスを通常停止します。
複写先システム(副系ノード)のDBミラーリングサービスの停止を確認します。
lxrepdroコマンドを使用し、複写元システム(副系ノード)の抽出定義を削除します。lxtrmsvコマンドおよびlxgensvコマンドを使用し、複写先システム(正系ノード)のDBサービス定義を削除します。複写先システム(副系ノード)のDBサービス定義も同様に削除します。
複写元システムおよび複写先システムのデータベースの定義操作を行います。
データベース定義の変更に合わせてlxrepcreコマンドの入力ファイルおよびDBサービス定義ファイルを修正します。lxrepcreコマンドを使用し、複写元システム(副系ノード)の抽出定義を作成します。lxgensvコマンドおよびlxintsvコマンドを使用し、複写先システム(正系ノード)のDBサービス定義を作成します。複写先システム(副系ノード)のDBサービス定義も同様に作成します。
DBミラーリングシステムのデータベース資源の関連付けを行います。
データベースの定義操作に伴い、DSIの初期創成が必要な場合は、Symfoware Serverのrdbfmtコマンドやrdbsloaderコマンドの実行、または業務アプリケーションにより、定義操作したDSIに初期データを投入します。
DSIの初期創成を行った場合は、DBミラーリングシステムの全件複写を行い、複写元システム(副系ノード)のデータベースを創成します。
DSIの初期創成を行った場合は、レプリケーションシステムの全複写業務を実行し、複写先システム(正系ノード)のデータベースを創成します。
DSIの初期創成を行った場合は、DBミラーリングシステムの全件複写を行い、複写先システム(正系ノード)から複写先システム(副系ノード)のデータベースを創成します。
dxsvstartコマンドを使用し、複写元システム(正系ノード)のDBミラーリングサービスを開始します。dxsvstartコマンドを使用し、複写元システム(副系ノード)のDBミラーリングサービスを開始します。dxsvstartコマンドを使用し、複写先システム(正系ノード)のDBミラーリングサービスを開始します。dxsvstartコマンドを使用し、複写先システム(副系ノード)のDBミラーリングサービスを開始します。
データの整合性を確認します。
lxrepenaコマンドを使用し、差分ログの取得を開始します。その後、lxstrwrkコマンドまたはLinkexpressクライアントの「業務監視ウィンドウ」を使用し、レプリケーションMC連携業務を起動します。
注意
インデックスDSIの定義変更やインデックスDSIの追加の場合、または、表指定の抽出定義(DSI名省略)に対しDSIを追加した場合は、以下の手順は不要です。
手順6:抽出定義とDBサービス定義の削除
手順8:抽出定義とDBサービス定義の作成
手順12:レプリケーションシステムの全複写
参照
DBミラーリングシステムのデータベース資源の関連付け、データの整合性の確認、DBミラーリングシステムの全件複写、dxsvstopコマンドおよびdxsvstartコマンドの詳細は、以下のいずれかのマニュアルを参照してください。
“Symfoware Server データベース二重化導入運用ガイド”
“Mirroring Controller 運用ガイド”
“Symfoware Server コマンドリファレンス”
“Mirroring Controller コマンドリファレンス”
DSIの分割値の変更またはDSIの容量を拡張する場合の手順を説明します。
なお、以下の場合は“9.1.2 複写先システムがDBミラーリングシステムの場合”の手順で定義変更を行ってください。
データベーススペースの割り付け量の拡張に併せて、差分ログファイルの初期サイズも変更する場合
DSI 分割値の変更に併せて、複写先システムにDSI を追加したりする場合
dxsvstopコマンドを使用し、複写元システム(正系ノード)のDBミラーリングサービスを通常停止します。事前に利用者業務を停止しておく必要があります。
複写元システム(副系ノード)のDBミラーリングサービスの停止を確認します。
lxcanwrkコマンド(-mn指定)またはLinkexpressクライアントの「業務監視ウィンドウ」を使用し、レプリケーションMC連携業務を停止させます。
dxsvstopコマンドを使用し、複写先システム(正系ノード)のDBミラーリングサービスを通常停止します。
複写先システム(副系ノード)のDBミラーリングサービスの停止を確認します。
複写元システムおよび複写先システムにおいて、DSI定義(DSIの分割値またはデータベーススペースの割り付け量)を変更します。
DBミラーリングシステムのデータベース資源の関連付けを行います。
定義操作したDSIに対し、初期データの入力が必要な場合は、rdbfmtコマンド、rdbsloaderコマンドの実行または業務アプリケーションにより、定義操作したDSIに初期データを入力します。
DSIの初期創成を行った場合は、DBミラーリングシステムの全件複写を行い、複写元システム(副系ノード)のデータベースを創成します。
DSIの初期創成を行った場合は、レプリケーションシステムの全複写業務を実行し、複写先システム(正系ノード)のデータベースを創成します。
DSIの初期創成を行った場合は、DBミラーリングシステムの全件複写を行い、複写先システム(正系ノード)から複写先システム(副系ノード)のデータベースを創成します。
dxsvstartコマンドを使用し、複写元システム(正系ノード)のDBミラーリングサービスを開始します。dxsvstartコマンドを使用し、複写元システム(副系ノード)のDBミラーリングサービスを開始します。dxsvstartコマンドを使用し、複写先システム(正系ノード)のDBミラーリングサービスを開始します。dxsvstartコマンドを使用し、複写先システム(副系ノード)のDBミラーリングサービスを開始します。
データの整合性を確認します。
lxstrwrkコマンドまたはLinkexpressクライアントの「業務監視ウィンドウ」を使用し、レプリケーションMC連携業務を起動します。
定義操作したDSIに対し、rdbfmtによる初期化のみ実施したい場合については、上記手順8~手順11を省略し、手順12を実行後、複写元システムおよび複写先システムの正系ノードで、rdbfmtによるDSIの初期化を実施することも可能です。
参照
DBミラーリングシステムのデータベース資源の関連付け、データの整合性の確認、DBミラーリングシステムの全件複写、dxsvstopコマンドおよびdxsvstartコマンドの詳細は、以下のいずれかのマニュアルを参照してください。
“Symfoware Server データベース二重化導入運用ガイド”
“Mirroring Controller 運用ガイド”
“Symfoware Server コマンドリファレンス”
“Mirroring Controller コマンドリファレンス”