ここでは、グローバルサーバまたはPRIMEFORCEとのレプリケーションでの抽出定義の注意点について、以下の場合に分けて説明します。
オープンサーバが複写元システムの場合
オープンサーバが複写先システムの場合
オープンサーバが複写元システムの場合、オープンサーバ側で抽出定義を行います。
このとき、抽出するデータの形式(コード系や数値の表現形式)をグローバルサーバおよびPRIMEFORCEの形式に変換するため、オープンサーバ間のレプリケーションの場合と比較して以下の点が異なります。
グローバルサーバおよびPRIMEFORCEのコード系に変換する必要があるため、“JEF-EBCDIC-KANA”(JEF-EBCDIC(カナ)系)または“JEF-EBCDIC-ASCII”(JEF-EBCDIC(ASCII)系)を指定してください。
オープンサーバのOSに合わせて以下のように指定してください。
Windowsの場合:“LITTLE-BIG”(後退法から前進法への変換)
Linuxの場合:“LITTLE-BIG”(後退法から前進法への変換)
Solarisの場合:“NO”(変換しない)
その他については、“第1章 オープンサーバ間:Symfoware抽出レプリケーション(Postgres)”または“第2章 オープンサーバ間:Symfoware抽出レプリケーション(Nativeインタフェース)”、“第3章 Oracle抽出レプリケーション”の場合と同じです。“1.1.6 抽出定義”または、“2.1.4 抽出定義”、“3.1.5 抽出定義”を参照してください。
オープンサーバが複写先システムの場合は、データの抽出に関する定義はグローバルサーバまたはPRIMEFORCEのDB-EXPRESSとPowerAIM/TJNLで行います。定義の方法については、各マニュアルを参照してください。