本章では、オープンサーバ間のレプリケーションのうち、Oracle抽出レプリケーションについて説明しています。
Oracle抽出レプリケーションは、Oracleを複写元データベースとしたデータベースレプリケーションを実現する機能であり、信頼性、高性能を特徴とするSymfoware ServerまたはEnterprise Postgresとの連携を実現します。
複写先データベースには、オープンサーバのSymfoware ServerまたはEnterprise Postgres、グローバルサーバまたはPRIMEFORCEシリーズのSymfoWARE ServerまたはRDBIIを選択することができます。
なお、Oracle抽出レプリケーションは、Symfoware抽出レプリケーションと比較して、クラスタシステム対応機能、グループ単位のレプリケーションなど一部使用できない機能があります。また、Oracle抽出レプリケーションは、SQL機能やトリガを利用して実現しています。
Oracle抽出レプリケーションは、SolarisおよびLinux(RHEL7)で利用可能です。