List Worksをクラスタシステムで運用する場合の構築手順を以下に示します。各ノード(運用系と待機系)で設定していきます。各作業の詳細については、参照箇所を示していますので、そちらを参照してください。Web連携機能は、クラスタシステムとは別のサーバ機にインストールしてください。
クラスタシステムで運用する場合の構築に際しては、以下のマニュアルもあわせて参照してください。 データベースがSymfowareの場合:“Symfowareのマニュアル” データベースがOracleの場合:“PRIMECLUSTERのマニュアル” |
Web連携機能のインストールは、クラスタシステムとは別のサーバにインストールする必要があります。
Symfowareデータベースについて、クラスタ運用の利用の有無によって、節を分けて説明しています。
参照先は以下のとおりです。 Symfowareデータベースをクラスタ運用で利用しない場合: “2.3 Symfowareデータベースの環境設定” Symfowareデータベースをクラスタ運用で利用する場合: “2.4 Symfowareデータベースの環境設定(クラスタ運用)” |
List Worksをクラスタシステムで運用する場合、データベースシステムは、List Worksサーバ内に配置しても、List Worksサーバとは別にデータベースサーバとして配置しても構いません。データベーススペースは共有ディスクに配置します。
データベースの環境設定については、“2.4 Symfowareデータベースの環境設定(クラスタ運用)”を参照してください。 |
List Worksサーバ(リスト管理サーバと同一サーバ機)内にデータベースシステムを配置する場合は、各ノード(運用系・待機系)に配置します。
データベースサーバとして別サーバ機に配置する場合は、それ自身の故障を考えてデータベースサーバもクラスタシステムで運用することを推奨します。
データベースサーバをリスト管理サーバとは別のサーバ機に配置し、データベースサーバをクラスタシステムで運用しない場合、データベースの構築は“2.3 Symfowareデータベースの環境設定”と同様になります。
運用系ノードでシステムディレクトリの作成、待機系ノードでList Worksの環境設定ファイルへのシステムディレクトリのパス設定を行います。
サーバ動作環境ファイルを設定することによって、リスト管理サーバの環境が設定されます。
運用系ノードに対して、サーバ動作環境ファイルの設定を実施します。
保管フォルダ、システムディレクトリ、データベーススペースを含むデータベースシステムが使用するファイルは、共有ディスク上に作成します。ローカルディスクに作成しないでください。
注意
フェイルオーバが発生してノードが切り替わっても、受信フォルダの内容は移動しません。このため、受信中にフェイルオーバが発生した場合は、再度登録を行う必要があります。
ポイント
リスト管理サーバの設定は、共有ディスクに保存されるため、フェイルオーバ時には待機系でも有効になります。