オーバレイは、履歴管理の設定をすることにより、自動的に管理されます。ただし、Solaris版/Linux版において以下の場合は、lvsvovlコマンドを使用してオーバレイの世代を更新します。
オープン帳票を扱う場合で、サーバ動作環境ファイルで自動的に世代管理を行わない設定をしたとき
オープン帳票を扱い、自動的に世代管理を行う場合
以下の手順でリスト管理サーバに設定します。
lwserverコマンドを使用して、List Worksサービスを停止します。
lvsetenvコマンドを使用して、サーバ動作環境ファイルにオーバレイ世代管理用ディレクトリ(CTRL-OVL)を設定します。
lwserverコマンドを使用して、List Worksサービスを起動します。
lvsvovlコマンドを使用して、オーバレイ世代管理の初期化をします。
lwserverコマンドを使用して、List Worksサービスを停止します。
オーバレイ世代管理方法を変更する場合、lvsetognコマンドを実行します。
lwserverコマンドを使用して、List Worksサービスを起動します。
参照
サーバ動作環境ファイルの設定については、“セットアップガイド”を参照してください。コマンドの詳細については、“コマンドリファレンス”を参照してください。
オープン帳票を扱い、自動的に世代管理を行わない場合
以下の手順でリスト管理サーバに設定します。
lwserverコマンドを使用して、List Worksサービスを停止します。
lvsetenvコマンドを使用して、サーバ動作環境ファイルに以下の設定を行います。
オーバレイ世代管理用ディレクトリ(CTRL-OVL)、およびオープン帳票のオーバレイ世代管理の扱い(KEEP-OVL-MODE)を設定します。
lwserverコマンドを使用して、List Worksサービスを起動します。
lvsvovlコマンドを使用して、オーバレイ世代管理の初期化をします。
初期化により、オーバレイ世代管理用ディレクトリ配下にlvovlmngというディレクトリが作られ、管理情報が作成されます。
参照
サーバ動作環境ファイルの設定については、“セットアップガイド”を参照してください。コマンドの詳細については、“コマンドリファレンス”を参照してください。
参考
運用中にオーバレイを変更した場合は、それまで使用していたオーバレイを1つ前の世代として登録します。また、不要になったオーバレイは削除できます。
オーバレイの世代の削除の詳細については、“17.3 世代の削除”を参照してください。
以下の手順でリスト管理サーバサーバに設定します。
lwserverコマンドを使用して、List Worksサービスを停止します。
lvsetenvコマンドを使用して、サーバ動作環境ファイルに以下の設定を行います。
オーバレイ世代管理用ディレクトリ(CTRL-OVL)、およびオープン帳票のオーバレイ世代管理の扱い(KEEP-OVL-MODE)を設定します。
lwserverコマンドを使用して、List Worksサービスを起動します。
lvsvovlコマンドを使用して、オーバレイ世代管理の初期化をします。
初期化により、オーバレイ世代管理用ディレクトリ配下にlvovlmngというディレクトリが作られ、管理情報が作成されます。
lwserverコマンドを使用して、List Worksサービスを停止します。
lvsetognコマンドを使用して、オーバレイ世代管理方法を変更します。
lwserverコマンドを使用して、List Worksサービスを起動します。
参照
サーバ動作環境ファイルの設定については、“セットアップガイド”を参照してください。コマンドの詳細については、“コマンドリファレンス”を参照してください。
参考
運用中にオーバレイを変更した場合は、変更したオーバレイをList Worksサーバのオーバレイ世代管理用ディレクトリに転送後、変更したオーバレイを最新世代として登録します。また、不要になったオーバレイは削除できます。
オーバレイの世代の削除の詳細については、“17.3 世代の削除”を参照してください。
オーバレイを世代管理した場合の運用例を示します。