以下に、GS互換印刷の場合の環境作成の手順を示します。
通信制御サービスの環境構築を行います。
グローバルサーバからPLOP/X形式の資源のダウンロードを行う場合、LUタイプSF2のLU定義を行ってください。
FNA Serverの端末の環境構築を行います。
FNA Serverの設定は必要ありません。
HOST PRINTの環境構築を行います。
HOST PRINTのオーバレイツールでVSP資源の移動操作を行い、VSP資源をCharset Managerの資源管理フォルダに移動してください。
VSPリクエスタのインストールを行います。
帳票出力サーバにVSPプリンタに添付のソフトウェア VSPリクエスタ をインストールしてください。
注意
VSP装置パネルでリクエスタサーバを、帳票出力サーバ以外に設定している場合、VSPリクエスタは帳票出力サーバとリクエスタサーバの両方にインストールしてください。
その場合、VSPの資源資源は以下のとおり配置してください。
帳票出力サーバ | リクエスタサーバ | |
---|---|---|
カット紙レーザVSP 連帳レーザVSP | オーバレイ | VSPフォント 30ドット |
インパクトVSP | VSPフォント 24ドット | - |
VSPフォントのダウンロードを行います。
JEF拡張漢字やユーザ定義文字を使用する場合、グローバルサーバからPLOP/Xを使用してフォントをダウンロードしてください。
ユーザ定義文字はCharset Manager Standard Editionで作成・ダウンロード・管理を行うことができます。
カット紙レーザVSP 連帳レーザVSP | インパクトVSP | ||
---|---|---|---|
JIS 第1水準 第2水準 | 明朝 | - | - |
ゴシック | - | HPSFA224にダウンロード | |
JEF拡張漢字 JEF拡張非漢字 | 明朝 | - | HPSFA124にダウンロード |
ゴシック | ADJM3030にダウンロード | HPSFA224にダウンロード | |
半角文字 | 明朝 | -(*1) | HPSFA324にダウンロード |
ゴシック | -(*1) | HPSFA424にダウンロード | |
1/4角文字 | 明朝 | -(*1) | HPSFA524にダウンロード |
ゴシック | -(*1) | HPSFA624にダウンロード | |
ユーザ定義文字 | - | ADJM3030にダウンロード | HPSF2424にダウンロード |
*1:
List Works Print Agentから印刷を行う場合、VSPプリンタが未サポートとなります。
帳票出力サーバにVSPプリンタを接続し、印刷可能な状態にします。
PrintWalker/PMのインストールを行います。
帳票出力サーバにVSPプリンタに添付のソフトウェア PrintWalker/PM をインストールしてください。
VSPプリンタの環境設定を行います。
カット紙レーザ、および連帳レーザVSPプリンタの場合、VSPプリンタに以下の設定の論理プリンタを作成してください。
66XX
VSPプリントモニタ または PrintWalker/PM
インパクトVSPの場合、設定は必要ありません。
プリンタの環境設定を行います。
プリンタの定義で、以下のポートの設定を行います。
VSP Network Port
任意
VSPプリンタのIPアドレス
インパクトVSPの場合、“プリンタ1”を指定します。
それ以外の場合、VSPプリンタのパネルで、66XXエミュレーションを設定した論理プリンタの論理プリンタ番号を指定します。
出力先のVSPプリンタドライバを選択してください。
管理対象プリンタへ追加します。
帳票出力サーバでaddlprtコマンドを使用して、VSPプリンタを管理対象プリンタに追加します。
addlprt -p プリンタ名
帳票管理サーバにList Managerの論理デバイス、論理あて先を作成します。
ホスト帳票ファイル転送運用の場合、必要に応じてlmlgdfnwtrコマンドでDFNWTR情報を登録します。
通信制御サービスの環境作成については、以下を参照してください。
⇒通信制御サービスのオンラインマニュアル
HOST PRINTの環境作成については、以下を参照してください。
⇒HOST PRINTのオンラインマニュアル
addlprtコマンドについては、以下を参照してください。
⇒オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 セットアップガイド”の“9.3.3.1 addlprtコマンド”
DFNWTR情報の登録については、以下を参照してください。
⇒“6.1.3 DFNWTR情報登録”
以下に、GDI印刷の場合の環境作成の手順を示します。
帳票出力サーバにプリンタを接続し、印刷可能な状態にします。
プリンタの環境設定を行います。
帳票管理サーバにList Managerの論理デバイス、論理あて先を作成します。
エミュレーション情報をデフォルトから変更する場合、lmlgdfnemuコマンドで論理デバイスのエミュレーション情報を登録します。
ホスト帳票ファイル転送運用の場合、必要に応じてlmlgdfnwtrコマンドでDFNWTR情報を登録します。
注意
プリンタのプロパティ画面でプリンタの設定を行う場合に、「全般」タブで、「印刷設定」からプリンタの設定を行うと、GDI印刷では反映されないことがあります。
プリンタのプロパティ画面でプリンタの設定を行う場合は、「詳細設定」タブで、「標準の設定」からプリンタの設定を行ってください。
通信制御サービス、FNA Server、HOST PRINTの設定は、必要ありません。
プリンタの環境設定については、以下を参照してください。
⇒オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 セットアップガイド”の“4.6.1 プリンタの環境設定手順”
VSPシリーズでGDI印刷を行う場合、以下の作業が必要となります。
帳票出力サーバにVSPプリンタを接続し、印刷可能な状態にします。
PrintWalker/PMのインストールを行います。
帳票出力サーバにVSPプリンタに添付のソフトウェア PrintWalker/PM をインストールしてください。
VSPプリンタの環境設定を行います。
カット紙レーザ、および連帳レーザVSPプリンタの場合、VSPプリンタに以下の設定の論理プリンタを作成してください。
FM
VSPプリントモニタ または PrintWalker/PM
インパクトVSPの場合、設定は必要ありません。
プリンタの環境設定を行います。
プリンタの定義で、以下のポートの設定を行います。
インパクトVSPの場合、VSP Network Port
それ以外の場合、VSP Network FMPort
任意
VSPプリンタのIPアドレス
インパクトVSPの場合、“プリンタ1”を指定します。
それ以外の場合、VSPプリンタのパネルで、FMエミュレーションを設定した論理プリンタの論理プリンタ番号を指定します。
出力先のVSPプリンタドライバを選択してください。
管理対象プリンタへ追加します。
帳票出力サーバでaddlprtコマンドを使用して、VSPプリンタを管理対象プリンタに追加します。
addlprt -p プリンタ名
帳票管理サーバにList Managerの論理デバイス、論理あて先を作成します。
エミュレーション情報を登録します。
作成した論理デバイスにエミュレーション情報を登録する必要があります。lmlgdfnemuコマンドの-vspgdiオプションで「1」を指定してください。
ホスト帳票ファイル転送運用の場合、必要に応じてlmlgdfnwtrコマンドでDFNWTR情報を登録します。
addlprtコマンドについては、以下を参照してください。
⇒オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 セットアップガイド”の“9.3.3.1 addlprtコマンド”
エミュレーション情報の登録については、以下を参照してください。
⇒“6.1.2 エミュレーション情報登録”
DFNWTR情報の登録については、以下を参照してください。
⇒“6.1.3 DFNWTR情報登録”