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Interstage List Works for Modernization V11.0.0 帳票印刷配信機能ホスト帳票連携ガイド

6.1.3 DFNWTR情報登録

6.1.3.1 lmlgdfnwtrコマンド

[機能]

DFNWTR情報を登録/変更/一覧表示します。

エミュレーション情報と設定が重複している場合、DFNWTR情報の指定が優先されます。

[コマンド実行者権限]

システム管理者権限 または List Managerの管理者(lmadmin)

注意

DFNWTR情報の表示(-iオプションを指定する場合)は、どのユーザでも実行することが可能です。

[記述形式]

コマンドの記述形式を示します。

[ ]は、省略できることを示します。

オプションのみ指定し、値を指定しない場合はエラーとなります。

【DFNWTR情報を登録する場合】
lmlgdfnwtr  -a  論理デバイス名(新規登録する場合)
            -unit  装置タイプ識別名
            [-fcb  行送り制御イメージ識別名]
            [-overlay  オーバレイ名]
            [-code  用紙コード]
            [-char  文字配列テーブル名]
            [-pagelen  ページ長[:行スペースピッチ]]
            [-margin  トップマージン[:ボトムマージン]]
            [-wide  1行あたりの最大文字数]
            [-separator  セパレータの指定]
            [-size  用紙サイズ]
            [-prtmd  印刷モード]
            [-prtarea  印字禁止領域の指定]
            [-bind  とじしろ方向[:とじしろ幅:整数x:整数y]]
            [-side  両面/片面指定]
            [-hopper  用紙給紙口の指定]
            [-shopper  セパレータの給紙口の指定]
            [-bindhole  穴あき用紙の指定]
            [-cutblkw  空白ページ出力抑止の指定]
            [-system  マイグレーション元システムの指定]
【DFNWTR情報を変更する場合】
lmlgdfnwtr  -u  論理デバイス名(変更する場合)
            [-unit  装置タイプ識別名]
            [-fcb  行送り制御イメージ識別名]
            [-overlay  オーバレイ名]
            [-code  用紙コード]
            [-char  文字配列テーブル名]
            [-pagelen  ページ長[:行スペースピッチ]]
            [-margin  トップマージン[:ボトムマージン]]
            [-wide  1行あたりの最大文字数]
            [-separator  セパレータの指定]
            [-size  用紙サイズ]
            [-prtmd  印刷モード]
            [-prtarea  印字禁止領域の指定]
            [-bind  とじしろ方向[とじしろ幅:整数x:整数y]]
            [-side  両面/片面指定]
            [-hopper  用紙給紙口の指定]
            [-shopper  セパレータの給紙口の指定]
            [-bindhole  穴あき用紙の指定]
            [-cutblkw  空白ページ出力抑止の指定]
            [-system  マイグレーション元システムの指定]
【DFNWTR情報を表示する場合】
lmlgdfnwtr  -i  論理デバイス名(表示する場合)

[説明]

オプションについて説明します。


-a  論理デバイス名(新規登録する場合)

DFNWTR情報登録時に必ず指定します。

登録するDFNWTR情報がすでに存在していた場合、デフォルト値にリセットされます。

以下の場合、コマンドは異常終了します。

  • -uオプションまたは-iオプションと同時に指定した場合

  • 論理デバイスが存在しない場合

  • List Managerが起動されていない状態の場合

  • -unitオプションが指定されていない場合

  • コマンドの実行権限がない場合


-u  論理デバイス名(変更する場合)

DFNWTR情報変更時に必ず指定します。

以下の場合、コマンドは異常終了します。

  • -aオプション、または-iオプションと同時に指定した場合

  • 論理デバイスのDFNWTR情報を登録していない場合(-aオプションを指定して、一度も実行していない場合)

  • 論理デバイスが存在しない場合

  • List Managerが起動されていない状態の場合

  • コマンドの実行権限がない場合


-i  論理デバイス名(表示する場合)

DFNWTR情報表示時に必ず指定します。

-aオプション、または-uオプションと同時に指定するとエラーとなります。

以下の場合、コマンドは異常終了します。

  • 他のオプションを同時に指定した場合

  • 論理デバイスのDFNWTR情報を登録していない場合(-aオプションを指定して、一度も実行していない場合)

  • 論理デバイスが存在しない場合

  • List Managerが起動されていない状態の場合


-unit  装置タイプ識別名

プリンタ装置の装置タイプ識別名を指定します。

f6671:

プリンタ装置の装置タイプ識別名はF6671

f6672:

プリンタ装置の装置タイプ識別名はF6672

f6687:

プリンタ装置の装置タイプ識別名はF6687

DFNWTR情報を登録する場合(-aオプションを指定する場合)に必ず指定します。

DFNWTR情報を変更する場合(-uオプションを指定する場合)、省略しても省略値に再設定されません。

以下に装置タイプ識別名と有効なオプションについて示します。

装置タイプ識別名と有効なオプション

オプション

F6671

F6672

F6687

-fcb

-overlay

-code

-char

-pagelen

-margin

-wide

-separator

-size

-prtmd

-prtarea

-bind

-side

-hopper

-shopper

-bindhole

-cutblkw

-system

○: 有効
-: 無効

装置タイプ識別名で無効なオプションを指定すると、そのオプションは無視されますが、エラーとはなりません。


-fcb  行送りイメージ識別名

行送り制御イメージ識別名を指定します。

4文字以内の半角英数字で指定します。

DFNWTR情報を登録する場合(-aオプションを指定する場合)、省略すると、「0000」が指定されます。

DFNWTR情報を変更する場合(-uオプションを指定する場合)、省略しても省略値に再設定されません。


-overlay  オーバレイ名

オーバレイ名を指定します。

4文字以内の半角英数字で指定します。

DFNWTR情報を登録する場合(-aオプションを指定する場合)、省略すると、オーバレイ名は設定されません。オーバレイ名が設定されていない場合には、オーバレイは出力されません。

DFNWTR情報を変更する場合(-uオプションを指定する場合)、省略しても省略値に再設定されません。


-code  用紙コード

用紙コードを指定します。

4文字以内の半角英数字で指定します。

GS互換印刷とGDI印刷に有効なオプションです。

DFNWTR情報を登録する場合(-aオプションを指定する場合)、省略すると、「0000」が指定されます。

DFNWTR情報を変更する場合(-uオプションを指定する場合)、省略しても省略値に再設定されません。


-char  文字配列テーブル名

使用する文字配列テーブルの識別名を指定します。

4文字以内の半角英数字で指定します。

DFNWTR情報を登録する場合(-aオプションを指定する場合)、省略すると、「SC0」が指定されます。

DFNWTR情報を変更する場合(-uオプションを指定する場合)、省略しても省略値に再設定されません。


-pagelen  ページ長[:行スペースピッチ]

ページ長、および行スペースピッチを指定します。

ページ長が指定された場合は、行送り制御イメージの指定は無視されます。

ページ内に収まらない行は次ページに印刷されます。

[ページ長]
1~255:

1ページに印刷する行数

[行スペースピッチ]
6:

1インチあたり6行印刷(6LPI)

8:

1インチあたり8行印刷(8LPI)

12:

1インチあたり12行印刷(12LPI)

DFNWTR情報を登録する場合(-aオプションを指定する場合)、省略すると、ページ長は設定されません。ただし、ページ長を指定して、行スペースピッチを省略すると、行スペースピッチには「6」が指定されます。

DFNWTR情報を変更する場合(-uオプションを指定する場合)、省略しても省略値に再設定されません。


-margin  トップマージン[:ボトムマージン]

上下マージンを指定します。

マージン域は用紙の印字原点位置から開始されます。

[トップマージン]
0~255:

ページの上段に設定する空白行の数

[ボトムマージン]
0~255:

ページの下段に設定する空白行の数

ただし、以下の場合には本オプションは無効となります。

  • pagelenオプションが指定されている場合

DFNWTR情報を登録する場合(-aオプションを指定する場合)、省略すると、「0:0」が指定されます。

DFNWTR情報を変更する場合(-uオプションを指定する場合)、省略しても省略値に再設定されません。


-wide  1行あたりの最大文字数

1行に印刷可能な文字数の最大値をA/N文字換算で指定します。

最大文字数を超える文字を切り捨てます。また、プリンタ想定が1行に印刷できる文字数を超える場合は、プリンタ装置が1行に印刷できる最大文字数が指定されたとみなします。

指定できる値は、1~255の整数です。

無効となる文字は、空白に置き換えます。

DFNWTR情報を登録する場合(-aオプションを指定する場合)、省略すると、1行あたりの最大文字数は指定されません。プリンタ装置が1行に印刷できる最大文字数が指定されたとみなします。

DFNWTR情報を変更する場合(-uオプションを指定する場合)、省略しても省略値に再設定されません。


-separator  セパレータの指定

ジョブの出力の前後にセパレータを出力することを指定します。

topend:

開始セパレータ、終了セパレータともに出力する

top:

開始セパレータを出力する

end:

終了セパレータを出力する

no:

セパレータを出力しない

セパレータには 出力日時,ジョブ名,ジョブ番号,論理あて先名,論理デバイス名が出力されます。

DFNWTR情報を登録する場合(-aオプションを指定する場合)、省略すると、「topend」が指定されます。

DFNWTR情報を変更する場合(-uオプションを指定する場合)、省略しても省略値に再設定されません。

注意

  • 電子保存の場合、セパレータを付加しません。なお、電子保存は、Interstage List Manager互換のための機能です。

  • MAF連携で生成された帳票の場合、セパレータは出力されません。


-size  用紙サイズ
-prtmd  印刷モード

用紙サイズ、印刷モードを指定します。

注意

  • 用紙サイズ、印刷モードを指定する場合は、必ず両方を指定します。

  • 用紙サイズと印刷モードのどちらか一方のみを省略して指定することはできません。

[用紙サイズ]
A3:

A3サイズ

A4:

A4サイズ

A5:

A5サイズ

B4:

B4サイズ

B5:

B5サイズ

LTR:

LTRサイズ

[印刷モード]
PORT:

ポートレートモードで印刷する

LAND:

ランドスケープモードで印刷する

ZOOM または LZOOM:

ランドスケープモードで縮小印刷する

PZOOM:

ポートレートモードで縮小印刷する

LP:

LP縮小印刷モードで印刷する

以下に印刷モードと用紙サイズの指定可能な組み合わせを示します。

印刷モードと用紙サイズの組み合わせ

用紙サイズ

印刷モード

PORT

LAND

ZOOMまたはLZOOM

PZOOM

LP

A3

×

×

×

A4

A5

×

B4

B5

×

LTR

○: 指定可能
×: エラーとなります

DFNWTR情報を登録する場合(-aオプションを指定する場合)、省略すると、用紙サイズに「A4」、印刷モードに「LP」が指定されます。

DFNWTR情報を変更する場合(-uオプションを指定する場合)、省略しても省略値に再設定されません。


-prtarea  印字禁止領域の指定

印字禁止領域(出力領域の互換モード)を指定します。

印字禁止領域は1つの行送り制御イメージ内でページ先頭、およびページ終端に印字禁止領域があります。6LPIまたは8LPIならば上2行/下2行、12LPIならば上3行/下3行存在します。

nolimit:

印字禁止領域を設定しない

limit:

印字禁止領域を設定する

DFNWTR情報を登録する場合(-aオプションを指定する場合)、省略すると、「limit」が指定されます。

DFNWTR情報を変更する場合(-uオプションを指定する場合)、省略しても省略値に再設定されません。


-bind  とじしろ方向[:とじしろ幅:整数x:整数y]

とじしろ(とじしろ方向、とじしろ幅、および印刷原点位置)を指定します。

[とじしろ方向]

とじしろ方向を指定します。

upper:

とじしろ方向を上とじに設定する

lower:

とじしろ方向を下とじに設定する

left:

とじしろ方向を左とじに設定する

right:

とじしろ方向を右とじに設定する

DFNWTR情報を登録する場合(-aオプションを指定する場合)、省略すると、とじしろ方向は印刷モードにより以下のとおりに指定されます。

  • 印刷モードが、PORTまたはPZOOMの場合、「left」が指定されます。

  • 印刷モードが、LAND、ZOOM、LZOOMまたはLPの場合、「upper」が指定されます。

[とじしろ幅]

とじしろ幅を0.01インチ単位で指定します。

0~254(1/100インチ):

とじしろ幅

DFNWTR情報を登録する場合(-aオプションを指定する場合)、省略すると、とじしろ幅は「0」が指定されます。

[印刷原点位置]

印刷する原点位置を0.01インチ単位で指定します。この場合とじしろ幅は含まれません。

整数xは原点位置のX方向を、整数yは原点位置のY方向を示します。

20~200(1/100インチ):

原点位置

なお、実際に有効な値は用紙サイズや印刷モードなどにより異なります。

無効となる値を指定した場合の扱いを以下に示します。

  • 横方向の印刷原点位置が長すぎ、印刷文字などが横方向に納まらない場合、納まらない部分は印刷されません。つまり、横方向の印刷原点位置が用紙に納まらない場合は、白紙となります。

  • 横方向の印刷原点位置が長すぎ、印刷文字などが横方向に納まらない場合場合、とじしろ幅と印刷原点位置は、省略値に戻ります。

DFNWTR情報を登録する場合(-aオプションを指定する場合)、省略すると、印刷原点位置は以下の表のとおりに指定されます。

印刷原点位置の省略値

用紙サイズ

印刷モード

PORT

LAND

ZOOMまたはLZOOM

PZOOM

LP

A3

(40,20)

(30,40)

-

-

-

A4

(40,20)

(40,40)

(40,40)

(40,20)

(40,70)
(*1)

A5

(40,40)

(40,20)

(40.20)

(40,40)

-

B4

(40,20)

(40,40)

(40,20)

(40,20)

(30,60)
(*2)

B5

(40,40)

(40,20)

(40,20)

(40,40)

-

LTR

(40,20)

(20,40)

(20,40)

(40,20)

-

*1:
上とじの場合は印刷原点が(40,20)となり、とじしろ幅は50となります。

*2:
上とじの場合は印刷原点が(30,20)となり、とじしろ幅は40となります。

DFNWTR情報を変更する場合(-uオプションを指定する場合)、省略しても省略値に再設定されません。


-side  両面/片面指定

両面/片面印刷の指定をします。

front:

用紙の片面(表)に印刷する

both:

用紙の両面に印刷する

GS互換印刷とGDI印刷に有効なオプションです。

DFNWTR情報を登録する場合(-aオプションを指定する場合)、省略すると、「front」が指定されます。

DFNWTR情報を変更する場合(-uオプションを指定する場合)、省略しても省略値に再設定されません。


-hopper  用紙給紙口の指定

用紙供給口を指定します。

prime:

用紙の供給を、主用紙供給口1(ホッパ1)または2(ホッパ2)のどちらでもよい

prime1:

用紙の供給を、主用紙供給口1から行う

prime2:

用紙の供給を、主用紙供給口2から行う

second:

用紙の供給を、副用紙供給口(カセット)から行う

GS互換印刷とGDI印刷に有効なオプションです。

DFNWTR情報を登録する場合(-aオプションを指定する場合)、省略すると、「prime」が指定されます。

DFNWTR情報を変更する場合(-uオプションを指定する場合)、省略しても省略値に再設定されません。


-shopper  セパレータの給紙口の指定

セパレータの運用方法をライタ定義ごとに指定します。

second:

セパレータ用の用紙を副用紙供給口(カセット)から供給する

no:

セパレータ用の用紙供給は、印刷データと同じ用紙供給口から供給する

GS互換印刷とGDI印刷に有効なオプションです。

DFNWTR情報を登録する場合(-aオプションを指定する場合)、省略すると、「no」が指定されます。

DFNWTR情報を変更する場合(-uオプションを指定する場合)、省略しても省略値に再設定されません。


-bindhole  穴あき用紙の指定

穴あき用紙を片面と両面を混在して運用する方法を指定します。

yes:

穴あき用紙をホッパに設定する場合、一定方向にセットしても、とじ穴の方向がずれることはありません。

no:

この指定は、用紙をホッパに設定する場合、用紙サイズと印刷モード、および片面と両面印刷ごとにとじ穴の方向をかえる必要があります。

GS互換印刷とGDI印刷に有効なオプションです。

DFNWTR情報を登録する場合(-aオプションを指定する場合)、省略すると、「no」が指定されます。

DFNWTR情報を変更する場合(-uオプションを指定する場合)、省略しても省略値に再設定されません。


-cutblkw  空白ページ出力抑止の指定

空白ページの出力抑止を指定します。

マイグレーション元システムにXSPが指定されている場合に有効になります。

on:

空白ページの出力を抑止する

off:

空白ページの出力を抑止しない

DFNWTR情報を登録する場合(-aオプションを指定する場合)、省略すると、「off」が指定されます。

DFNWTR情報を変更する場合(-uオプションを指定する場合)、省略しても省略値に再設定されません。


-system  マイグレーション元システムの指定

マイグレーション元のシステムを指定します。

システムにより、空白ページの扱い、行送りイメージに「0000」、「STD1」、「STD2」が指定されている場合の行送り制御が異なります。

msp:

MSP互換の動作を行います。

空白ページの出力を抑止します。

xsp:

XSP互換の動作を行います。

空白ページを出力します。

ただし、-cutblkwオションでyesが指定されている場合、空白ページの出力を抑止します。

DFNWTR情報を登録する場合(-aオプションを指定する場合)、省略すると、「msp」が指定されます。

DFNWTR情報を変更する場合(-uオプションを指定する場合)、省略しても省略値に再設定されません。

[復帰値]

lmlgdfnwtrコマンドの復帰値

復帰値

意味

0

正常終了。

1

オプションエラー。

2

指定された論理デバイスが存在しない。

3

その他のエラー。システムログのメッセージを確認してください。

[注意]

6.1.3.2 オプション指定異常時の動作について

オプション指定異常時の動作については以下のようになります。

オプション指定異常時の動作

動作異常の種類

動作

  • 必須のオプションを指定していない。

必須のオプションが指定されていない旨のメッセージが出力されます。

  • 存在しないオプションを指定した。

存在しないオプションを指定した旨のメッセージと、誤って入力したオプション名が出力されます。

  • 存在するオプションを指定したが、その値を指定していない。

  • オプションの値として、範囲外のものを指定した。

指定したオプションの値が間違っている旨のメッセージと、誤って入力したオプション名が出力されます。

  • 同じオプションを2回以上指定した。

-a,-u,-i:重複して指定されたメッセージが出力されます。

それ以外のオプション:エラーにはならず、最終に指定した値が有効になります。

  • -iオプションと同時に他のオプションを指定した。

-iオプションと同時に他のオプションを指定されたいた旨のメッセージが出力されます。

  • ユーザに実行者権限がない。

ユーザに実行者権限がない旨のメッセージが出力されます。ただし、-iオプションに限りどのユーザでも実行することが可能です。

6.1.3.3 コマンド実行例

lmlgdfnwtrコマンドの実行例を示します。

論理デバイス「LDEV1」で、装置タイプ識別名「f6671」、行送りイメージ識別名「STD2」、用紙給紙口「prime1」を定義します。

# /opt/FJSVlmmi/bin/lmlgdfnwtr -a LDEV1 -unit f6671 -fcb STD2 -hopper prime1
# /opt/FJSVlmmi/bin/lmlgdfnwtr -i LDEV1
*** DFNWTR INFORMATION ***
device      : LDEV1
unit        : F6671
fcb         : STD2
overlay     : 
code        : 0000
char        : SC0
pagelen     : 
margin      : 0:0
wide        : 
separator   : TOPEND
size        : A4
prtmd       : LP
prtarea     : LIMIT
bind        : UPPER
side        : FRONT
hopper      : PRIME1
shopper     : NO
bindhole    : NO
cutblkw     : OFF
system      : MSP