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Interstage List Works for Modernization V11.0.0 帳票印刷配信機能アプリケーション作成ガイド 帳票管理編

3.8.1 LogicalDeviceManagerクラス

論理デバイスの取得/検索を行うクラスです。

java.lang.Object
  └com.fujitsu.listmanager.operate.LogicalDeviceManager


public class LogicalDeviceManager
extends java.lang.Object

3.8.1.1 コンストラクタの概要

LogicalDeviceManagerクラスのコンストラクタを以下に示します。

LogicalDeviceManagerクラスのコンストラクタ

コンストラクタの概要

LogicalDeviceManager()

LogicalDeviceManagerクラスのLogicalDeviceManagerオブジェクトを生成します。

LogicalDeviceManager(LMUser user)

LogicalDeviceManagerクラスのLogicalDeviceManagerオブジェクトを生成します。

セキュリティモード有効時に、このコンストラクタを使用します。

3.8.1.2 メソッドの概要

LogicalDeviceManagerクラスのメソッドを以下に示します。

LogicalDeviceManagerクラスのメソッド

メソッドの概要

LogicalDevice[]

getLogicalDevices(SortOrder[] sortOrder)

すべての論理デバイスを取得します。

LogicalDevice[]

getLogicalDevices(LogicalDeviceFilterCondition condition,SortOrder[] sortOrder)

論理デバイスの絞り込み条件を指定して、論理デバイスを取得します。

ポイント

論理デバイスの定義については、オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能  セットアップガイド”を参照してください。

3.8.1.3 コンストラクタの詳細

public
LogicalDeviceManager()
throws java.lang.IllegalStateException

用途

LogicalDeviceManagerクラスのLogicalDeviceManagerオブジェクトを生成します。

例外

java.lang.Illegal StateException:

セキュリティモード有効時

セキュリティモードについては、以下を参照してください。
⇒“B.1 セキュリティモードの設定


public
LogicalDeviceManager(LMUser user)
throws java.lang.IllegalArgumentException, java.lang.IllegalStateException

用途

LogicalDeviceManagerクラスのLogicalDeviceManagerオブジェクトを生成します。

セキュリティモード有効時に、このコンストラクタを使用します。

パラメータ

user:

UserAuthorization クラスまたはLMUserManager クラスで取得したユーザを指定します。

例外

java.lang.Illegal ArgumentException:

userに「null」を指定した場合

java.lang.Illegal StateException:

セキュリティモード有効時において、ユーザがログイン状態ではない場合

セキュリティモードについては、以下を参照してください。
⇒“B.1 セキュリティモードの設定

3.8.1.4 メソッドの詳細

public LogicalDevice[]
getLogicalDevices(SortOrder[] sortOrder)
throws OperateException,java.lang.IllegalArgumentException,java.lang.IllegalStateException

用途

すべての論理デバイスを取得します。

パラメータ

sortOrder:

取得した論理デバイスをソートする場合、並べ替えのキーにするソート項目を指定します。

ソート項目は複数指定できます。複数指定した場合、最初に指定したソート項目がもっとも優先度が高くなり、それ以降は順に優先度が低くなります。例えば、ソート項目を2個指定した場合、最初に指定したソート項目でソートが行われたあと、ソートされた範囲内で、2番目に指定したソート項目でソートが行われます。

「null」を指定した場合、List Manager管理データベースで管理されている順になり、ソートはされません。

ソート項目の詳細については、以下を参照してください。
⇒“3.10.1 SortOrderクラス

戻り値

論理デバイスの配列

なお、該当する論理デバイスがない場合は、長さ0の配列が取得されます。

例外

OperateException:

取得処理でエラーが発生した場合

java.lang.Illegal ArgumentException:
java.lang.Illegal StateException:

セキュリティモード有効時において、ユーザがログイン状態ではない場合

セキュリティモードについては、以下を参照してください。
⇒“B.1 セキュリティモードの設定


public LogicalDevice[]
getLogicalDevices(LogicalDeviceFilterCondition condition,SortOrder[] sortOrder)
throws OperateException,java.lang.IllegalArgumentException,java.lang.IllegalStateException

用途

論理デバイスの絞り込み条件を指定して、論理デバイスを取得します。

パラメータ

condition:

論理デバイスを絞り込んで、論理デバイスを検索するときの検索条件を指定します。

論理デバイスの絞り込み条件については、以下を参照してください。
⇒“3.8.3 LogicalDeviceFilterConditionクラス

この条件で絞り込みを行わない場合は、「null」を指定します。

sortOrder:

取得した論理デバイスをソートする場合、並べ替えのキーにするソート項目を指定します。

ソート項目は複数指定できます。複数指定した場合、最初に指定したソート項目がもっとも優先度が高くなり、それ以降は順に優先度が低くなります。例えば、ソート項目を2個指定した場合、最初に指定したソート項目でソートが行われたあと、ソートされた範囲内で、2番目に指定したソート項目でソートが行われます。

「null」を指定した場合、List Manager管理データベースで管理されている順になり、ソートはされません。

ソート項目の詳細については、以下を参照してください。
⇒“3.10.1 SortOrderクラス

戻り値

条件に一致した論理デバイスの配列

なお、条件に一致する論理デバイスがない場合は、長さ0の配列が取得されます。

例外

OperateException:

取得処理でエラーが発生した場合

java.lang.Illegal ArgumentException:
java.lang.Illegal StateException:

セキュリティモード有効時において、ユーザがログイン状態ではない場合

セキュリティモードについては、以下を参照してください。
⇒“B.1 セキュリティモードの設定