COBOLアプリケーション連携機能を利用して帳票を印刷する場合に、通知メッセージ、返答メッセージ、または応答メッセージの通知先を指定する環境変数です。
メッセージ通知先(通知メッセージ)を指定する環境変数です。
帳票の出力中に出力装置にエラーが発生した場合の通知メッセージや、出力経過の通知メッセージの通知先コンピュータ名(ホスト名)またはIPアドレスを255バイト以内で指定します。
注意
指定したメッセージ通知先が255バイトを超えるとCOBOLアプリケーション実行時にエラーになります。
コンピュータ名(ホスト名)とTCP/IPのホスト名は同一となるようネットワークの設定を行ってください。コンピュータ名(ホスト名)とTCP/IPのホスト名が異なる場合は、IPアドレスで指定してください。
通知メッセージは、「メッセージ通知先(通知メッセージ)」に指定したコンピュータの到着通知パネルに通知されます。したがって、通知メッセージの確認および対処を行う場合、通知先コンピュータであらかじめ「到着通知パネル」を起動しておく必要があります。
ポイント
指定できる文字については、以下を参照してください。
⇒“第12章 COBOLアプリケーション連携時に指定できる文字”
この環境変数を指定すると、以下の条件にあてはまる場合に、指定したメッセージ通知先に通知メッセージが通知されます。
帳票の出力中に出力装置にエラーが発生した場合
出力経過の通知メッセージを通知したい場合
また、この環境変数は、以下の場合に有効になります。
List Works Print Agentに出力する場合
List Works Workstationで、出力装置にPrint Managerで定義したプリンタを指定した場合
メッセージ通知先(通知メッセージ)の指定は、以下の優先順序で有効になります。
この環境変数で指定したメッセージ通知先
環境変数LM_PRT_ATTRIBUTE_FILEで指定した印刷属性ファイルのsendmsghostキーワードで指定したメッセージ通知先
帳票属性の編集コマンド(lmedtformatrコマンド)で指定した印刷属性ファイルのsendmsghostキーワードで指定したメッセージ通知先
なお、1.~3.の指定を省略した場合は、通知メッセージは通知されません。
以下に、指定例を示します。
例:
通知メッセージの通知先に「lmserver1」を指定する場合(Bourneシェルを使用)
LM_SENDMSGHOST=lmserver1 export LM_SENDMSGHOST
例:
通知メッセージの通知先に「lmserver1」を指定する場合(コマンドプロンプトを使用)
SET LM_SENDMSGHOST=lmserver1
ポイント
ここで指定したメッセージ通知先(通知メッセージ)は、帳票管理サーバの運用コマンドや帳票管理Javaインタフェースを利用した帳票の出力時、複写時、移動時などに変更することができます。詳細は、オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 運用ガイド”およびオンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 アプリケーション作成ガイド 帳票管理編”を参照してください。
通知されるメッセージの詳細については、以下を参照してください。
⇒“B.2 メッセージ通知について”
メッセージ通知先(通知メッセージ)に指定できる文字については、以下を参照してください。
⇒“12.1 COBOLアプリケーション連携時に指定できる文字”
メッセージ通知先(返答メッセージ/応答メッセージ)を指定する環境変数です。
帳票の出力中に対処(操作やリカバリなど)が必要なエラーが発生した場合の返答メッセージ/応答メッセージの通知先コンピュータ名(ホスト名)またはIPアドレスを255 バイト以内で指定します。
注意
指定したメッセージ通知先が255バイトを超えるとCOBOLアプリケーション実行時にエラーになります。
コンピュータ名(ホスト名)とTCP/IPのホスト名は同一となるようネットワークの設定を行ってください。コンピュータ名(ホスト名)とTCP/IPのホスト名が異なる場合は、IPアドレスで指定してください。
返答メッセージ/応答メッセージは、「メッセージ通知先(返答メッセージ/応答メッセージ)」に指定したコンピュータの到着通知パネルに通知されます。したがって、返答メッセージ/応答メッセージの確認および対処を行う場合、通知先コンピュータであらかじめ「到着通知パネル」を起動しておく必要があります。
帳票出力サーバの環境設定コマンド(setenvdefコマンド、またはsetenvprtコマンド)のメッセージ通知先に、不当なコンピュータ名が指定されている場合、この環境変数で指定したメッセージ通知先に返答メッセージが通知されていても、不当な指定に対してイベントログにエラーが出力されます。
ポイント
List Works Print AgentまたはList Works Workstationで、返答メッセージ/応答メッセージを到着通知パネルに表示する場合は、帳票出力サーバの環境設定ファイルでMsgNoticeキーに「1」を設定する必要があります。
帳票出力サーバの環境設定コマンド(setenvdefコマンド、またはsetenvprtコマンド)でメッセージ通知先を複数指定した場合は、指定した順に通信可能なコンピュータにメッセージが通知されます。
指定できる文字については、以下を参照してください。
⇒“第12章 COBOLアプリケーション連携時に指定できる文字”
この環境変数を指定すると、以下の条件にあてはまる場合に、指定したメッセージ通知先に返答メッセージ/応答メッセージが通知されます。
帳票の出力中に出力装置にエラーが発生した場合
操作や応答が必要なメッセージを通知する場合
また、この環境変数は、以下の場合に有効になります。
List Works Print Agentに出力する場合
List Works Workstationで、出力装置にPrint Managerで定義したプリンタを指定した場合
この環境変数の指定を省略した場合、またはこの環境変数で指定したメッセージ通知先にメッセージを通知できなかった場合は、帳票出力サーバの環境設定コマンド(setenvdefコマンド、またはsetenvprtコマンド)で指定したメッセージ通知先に通知されます。どのメッセージ通知先にもメッセージが通知できない場合、帳票出力サーバに通知されます。
以下に、指定例を示します。
例:
返答メッセージ/応答メッセージの通知先に「lmserver1」を指定する場合(Bourneシェルを使用)
LM_REPLYMSGHOST=lmserver1 export LM_REPLYMSGHOST
例:
返答メッセージ/応答メッセージの通知先に「lmserver1」を指定する場合(コマンドプロンプトを使用)
SET LM_REPLYMSGHOST=lmserver1
ポイント
ここで指定したメッセージ通知先(返答メッセージ/応答メッセージ)は、帳票管理サーバの運用コマンドや管理Javaインタフェースを利用した帳票の出力時、複写時、移動時などに変更することができます。詳細は、オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 運用ガイド”およびオンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 アプリケーション作成ガイド 帳票管理編”を参照してください。
メッセージ通知先(返答メッセージ/応答メッセージ)に指定できる文字については、以下を参照してください。
⇒“12.1 COBOLアプリケーション連携時に指定できる文字”
通知されるメッセージの詳細については、以下を参照してください。
⇒“B.2 メッセージ通知について”