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Interstage List Works for Modernization V11.0.0 帳票印刷配信機能アプリケーション作成ガイド 帳票出力編

9.3.9 PDFメール配信に関する環境変数

PDFメール配信機能に関する設定を行う環境変数です。

出力したPDFファイルをメールで配信する場合、必要に応じて設定が必要です。

●LM_MLF_ATTACHMENTS_BINARY

COBOLアプリケーション連携機能を利用してPDFファイルをメール配信する場合に、メールに添付するバイナリファイル名を指定する環境変数です。

メールに添付するバイナリファイルは、フルパスで指定します。

帳票配信型の場合は帳票管理サーバに配置したメールのテンプレートファイル名のフルパス、List Creatorコネクタ連携型の場合はアプリケーションサーバに配置したメールのテンプレートファイル名のフルパスを指定します。

また、複数のファイルを指定する場合、以下のように指定します。

ポイント

以下に、指定例を示します。

帳票管理サーバがSolaris/Linux、またはアプリケーションサーバがSolaris/Linuxの場合

例:
「/home/user1/tmp」にあるメールに添付するバイナリファイル「sample1.gif、sample2.gif、sample3.gif」を指定する場合(Bourneシェルを使用)

LM_MLF_ATTACHMENTS_BINARY=/home/user1/tmp/sample1.gif:/home/user1/tmp/
sample2.gif:/home/user1/tmp/sample3.gif
export  LM_MLF_ATTACHMENTS_BINARY
帳票管理サーバ、またはアプリケーションサーバがWindowsの場合

例:
「c:\tmp」にあるメールに添付するバイナリファイル「sample1.gif、sample2.gif、sample3.gif」を指定する場合(コマンドプロンプトを使用)

SET LM_MLF_ATTACHMENTS_BINARY=c:\tmp\sample1.gif;c:\tmp\sample2.gif;c:\tmp\sample3.gif

●LM_MLF_ATTACHMENTS_TEXT

COBOLアプリケーション連携機能を利用してPDFファイルをメール配信する場合に、メールに添付するテキストファイル名を指定する環境変数です。

メールに添付するテキストファイルは、フルパスで指定します。

帳票配信型の場合は帳票管理サーバに配置したファイルのフルパス、List Creatorコネクタ連携型の場合はアプリケーションサーバに配置したファイルのフルパスを指定します。

また、複数のファイルを指定する場合、以下のように指定します。

ポイント

以下に、指定例を示します。

帳票管理サーバがSolaris/Linux、またはアプリケーションサーバがSolaris/Linuxの場合

例:
「/home/user1/tmp」にあるメールに添付するテキストファイル「text1.txt、text2.txt、text3.txt」を指定する場合(Bourneシェルを使用)

LM_MLF_ATTACHMENTS_TEXT=/home/user1/tmp/text1.txt:/home/user1/tmp/text2.txt:
/home/user1/tmp/text3.txt
export  LM_MLF_ATTACHMENTS_TEXT
帳票管理サーバ、またはアプリケーションサーバがWindowsの場合

例:
「c:\tmp」にあるメールに添付するテキストファイル「text1.txt、text2.txt、text3.txt」を指定する場合(コマンドプロンプトを使用)

SET LM_MLF_ATTACHMENTS_TEXT=c:\tmp\text1.txt;c:\tmp\text2.txt;c:\tmp\text3.txt

●LM_MLF_TEXTTEMPLATE

COBOLアプリケーション連携機能を利用しPDFファイルをメール配信する場合に使用するメールのテンプレートファイル名を指定する環境変数です。

List Managerでは、PDFファイルをメールで配信する際に、テンプレートファイルを利用してメールを送信することができます。

メールのテンプレートファイル名は、フルパスで指定します。

帳票配信型の場合は帳票管理サーバに配置したファイルのフルパス、List Creatorコネクタ連携型の場合はアプリケーションサーバに配置したファイルのフルパスを指定します。

ポイント

  • ファイル名に指定できる文字については、以下を参照してください。
    ⇒“第12章 COBOLアプリケーション連携時に指定できる文字

  • メールのテンプレートファイルの詳細については、オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 セットアップガイド”を参照してください。

以下に、指定例を示します。

帳票管理サーバがSolaris/Linux、またはアプリケーションサーバがSolaris/Linuxの場合

例:
「/home/user1/tmp」にあるメールのテンプレートファイル「template.txt」を指定する場合(Bourneシェルを使用)

LM_MLF_TEXTTEMPLATE=/home/user1/tmp/template.txt
export  LM_MLF_TEXTTEMPLATE
帳票管理サーバ、またはアプリケーションサーバがWindowsの場合

例:
「c:\tmp」にあるメールのテンプレートファイル「template.txt」を指定する場合(コマンドプロンプトを使用)

SET LM_MLF_TEXTTEMPLATE=c:\tmp\template.txt