PDFメール配信機能に関する設定を行う環境変数です。
出力したPDFファイルをメールで配信する場合、必要に応じて設定が必要です。
COBOLアプリケーション連携機能を利用してPDFファイルをメール配信する場合に、メールに添付するバイナリファイル名を指定する環境変数です。
メールに添付するバイナリファイルは、フルパスで指定します。
帳票配信型の場合は帳票管理サーバに配置したメールのテンプレートファイル名のフルパス、List Creatorコネクタ連携型の場合はアプリケーションサーバに配置したメールのテンプレートファイル名のフルパスを指定します。
また、複数のファイルを指定する場合、以下のように指定します。
帳票管理サーバがSolaris/Linuxの場合、またはアプリケーションサーバがSolaris/Linuxの場合
複数指定する場合は、「コロン(:)」で区切って指定します。
帳票管理サーバ、またはアプリケーションサーバがWindowsの場合
複数指定する場合は、「セミコロン(;)」で区切って指定します。
ポイント
ファイル名に指定できる文字については、以下を参照してください。
⇒“第12章 COBOLアプリケーション連携時に指定できる文字”
メールに添付するファイルがテキストファイルの場合は、環境変数LM_MLF_ATTACHMENTS_TEXTで添付するファイルを指定してください。
以下に、指定例を示します。
例:
「/home/user1/tmp」にあるメールに添付するバイナリファイル「sample1.gif、sample2.gif、sample3.gif」を指定する場合(Bourneシェルを使用)
LM_MLF_ATTACHMENTS_BINARY=/home/user1/tmp/sample1.gif:/home/user1/tmp/ sample2.gif:/home/user1/tmp/sample3.gif export LM_MLF_ATTACHMENTS_BINARY
例:
「c:\tmp」にあるメールに添付するバイナリファイル「sample1.gif、sample2.gif、sample3.gif」を指定する場合(コマンドプロンプトを使用)
SET LM_MLF_ATTACHMENTS_BINARY=c:\tmp\sample1.gif;c:\tmp\sample2.gif;c:\tmp\sample3.gif
COBOLアプリケーション連携機能を利用してPDFファイルをメール配信する場合に、メールに添付するテキストファイル名を指定する環境変数です。
メールに添付するテキストファイルは、フルパスで指定します。
帳票配信型の場合は帳票管理サーバに配置したファイルのフルパス、List Creatorコネクタ連携型の場合はアプリケーションサーバに配置したファイルのフルパスを指定します。
また、複数のファイルを指定する場合、以下のように指定します。
帳票管理サーバがSolaris/Linuxの場合、またはアプリケーションサーバがSolaris/Linuxの場合
複数指定する場合は、「コロン(:)」で区切って指定します。
帳票管理サーバ、またはアプリケーションサーバがWindowsの場合
複数指定する場合は、「セミコロン(;)」で区切って指定します。
ポイント
ファイル名に指定できる文字については、以下を参照してください。
⇒“第12章 COBOLアプリケーション連携時に指定できる文字”
メールに添付するファイルがテキストファイル以外の場合は、環境変数LM_MLF_ATTACHMENTS_BINARYで添付するファイルを指定してください。
以下に、指定例を示します。
例:
「/home/user1/tmp」にあるメールに添付するテキストファイル「text1.txt、text2.txt、text3.txt」を指定する場合(Bourneシェルを使用)
LM_MLF_ATTACHMENTS_TEXT=/home/user1/tmp/text1.txt:/home/user1/tmp/text2.txt: /home/user1/tmp/text3.txt export LM_MLF_ATTACHMENTS_TEXT
例:
「c:\tmp」にあるメールに添付するテキストファイル「text1.txt、text2.txt、text3.txt」を指定する場合(コマンドプロンプトを使用)
SET LM_MLF_ATTACHMENTS_TEXT=c:\tmp\text1.txt;c:\tmp\text2.txt;c:\tmp\text3.txt
COBOLアプリケーション連携機能を利用しPDFファイルをメール配信する場合に使用するメールのテンプレートファイル名を指定する環境変数です。
List Managerでは、PDFファイルをメールで配信する際に、テンプレートファイルを利用してメールを送信することができます。
メールのテンプレートファイル名は、フルパスで指定します。
帳票配信型の場合は帳票管理サーバに配置したファイルのフルパス、List Creatorコネクタ連携型の場合はアプリケーションサーバに配置したファイルのフルパスを指定します。
ポイント
ファイル名に指定できる文字については、以下を参照してください。
⇒“第12章 COBOLアプリケーション連携時に指定できる文字”
メールのテンプレートファイルの詳細については、オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 セットアップガイド”を参照してください。
以下に、指定例を示します。
例:
「/home/user1/tmp」にあるメールのテンプレートファイル「template.txt」を指定する場合(Bourneシェルを使用)
LM_MLF_TEXTTEMPLATE=/home/user1/tmp/template.txt export LM_MLF_TEXTTEMPLATE
例:
「c:\tmp」にあるメールのテンプレートファイル「template.txt」を指定する場合(コマンドプロンプトを使用)
SET LM_MLF_TEXTTEMPLATE=c:\tmp\template.txt