帳票の属性情報として「カスタマイズ項目」を指定する環境変数です。
カスタマイズ項目1からカスタマイズ項目13まであり、全部で13個指定できます。
●LM_CUSTOMIZEITEM1/LM_CUSTOMIZEITEM2/LM_CUSTOMIZEITEM3/LM_CUSTOMIZEITEM4/LM_CUSTOMIZEITEM5/LM_CUSTOMIZEITEM6/LM_CUSTOMIZEITEM7/LM_CUSTOMIZEITEM8/LM_CUSTOMIZEITEM9/LM_CUSTOMIZEITEM10/LM_CUSTOMIZEITEM11/LM_CUSTOMIZEITEM12/LM_CUSTOMIZEITEM13
カスタマイズ項目1~カスタマイズ項目13を指定する環境変数です。
8バイト以内の文字列で指定します。
1024バイト以内の文字列で指定します。
256バイト以内の文字列で指定します。
64バイト以内の文字列で指定します。
この環境変数の指定を省略すると、帳票の属性情報にカスタマイズ項目は設定されません。
注意
指定したカスタマイズ項目がそれぞれの上限のバイト数を超えるとCOBOLアプリケーション実行時にエラーになります。
カスタマイズ項目には、「ダブルクォーテーション(")」を指定しないでください。指定した場合、帳票が出力されず、帳票の出力状態が「配信待ち」のままとなることがあります。
帳票の出力状態が「配信待ち」のままとなった場合は、List Managerの帳票一覧画面、帳票の出力/出力中止コマンド(lmoprprintコマンド)、または帳票管理Javaインタフェースで帳票の出力の強制中止を行ってください。
ポイント
指定できる文字については、以下を参照してください。
⇒“第12章 COBOLアプリケーション連携時に指定できる文字”
カスタマイズ項目には、設定する項目の意味や値を自由に定義することができるため、帳票登録後に使用する業務アプリケーションなどで、帳票を絞り込んだり、処理の動作条件となる値を設定するなど、設定した値を様々な用途で利用することができます。
以下に、指定例を示します。なお、ここでは、以下のように定義するものとします。
番号は、例に記載されている番号と対応しています。
(1):カスタマイズ項目1に「01」(他のアプリケーションと連携)を定義する
(2):カスタマイズ項目2に出力した帳票の総ページ数を「200」(200ページ)と定義する
(3):カスタマイズ項目3に版数を「02」(第2版)と定義する
(4):カスタマイズ項目4に帳票の扱いを「3か月保存後破棄可」と定義する
(5):カスタマイズ項目5に関連資料を「2012年製品カタログ」と定義する
(6):カスタマイズ項目6に内部管理コードを「Rep-300-200-01」と定義する
(7):カスタマイズ項目7に帳票作成に使用したデータの格納先を以下のように定義する
帳票管理サーバ、またはアプリケーションサーバがWindowsの場合
格納先ディレクトリ「c:\form\save」と定義する
帳票管理サーバがSolaris/Linux、またはアプリケーションサーバがSolaris/Linuxの場合
格納先ディレクトリ「/home/user2/save」と定義する
(8):カスタマイズ項目8に在庫状況を「在庫なし/入荷予定3日後」と定義する
(9):カスタマイズ項目9に帳票の最終更新日時を「2012/05/20」と定義する
(10):カスタマイズ項目10に電話番号を「000-0000-0000」と定義する
(11):カスタマイズ項目11に代金支払い方法を「クレジット決済」と定義する
(12):カスタマイズ項目12に商品発送に関する情報を「宅配便/配達希望時間14時」と定義する
(13):カスタマイズ項目13にリピータ情報を「リピータ割引あり」と定義する
LM_CUSTOMIZEITEM1=01 (1) export LM_CUSTOMIZEITEM1 (1) LM_CUSTOMIZEITEM2=200 (2) export LM_CUSTOMIZEITEM2 (2) LM_CUSTOMIZEITEM3=02 (3) export LM_CUSTOMIZEITEM3 (3) LM_CUSTOMIZEITEM4=3か月保存後破棄可 (4) export LM_CUSTOMIZEITEM4 (4) LM_CUSTOMIZEITEM5=2012年製品カタログ (5) export LM_CUSTOMIZEITEM5 (5) LM_CUSTOMIZEITEM6=Rep-300-200-01 (6) export LM_CUSTOMIZEITEM6 (6) LM_CUSTOMIZEITEM7=/home/user2/save (7) export LM_CUSTOMIZEITEM7 (7) LM_CUSTOMIZEITEM8=在庫なし/入荷予定3日後 (8) export LM_CUSTOMIZEITEM8 (8) LM_CUSTOMIZEITEM9=2012/05/20 (9) export LM_CUSTOMIZEITEM9 (9) LM_CUSTOMIZEITEM10=000-0000-0000 (10) export LM_CUSTOMIZEITEM10 (10) LM_CUSTOMIZEITEM11=クレジット決済 (11) export LM_CUSTOMIZEITEM11 (11) LM_CUSTOMIZEITEM12=宅配便/配達希望時間14時 (12) export LM_CUSTOMIZEITEM12 (12) LM_CUSTOMIZEITEM13=リピータ割引あり (13) export LM_CUSTOMIZEITEM13 (13)
SET LM_CUSTOMIZEITEM1=01 (1) SET LM_CUSTOMIZEITEM2=200 (2) SET LM_CUSTOMIZEITEM3=02 (3) SET LM_CUSTOMIZEITEM4=3か月保存後破棄可 (4) SET LM_CUSTOMIZEITEM5=2012年製品カタログ (5) SET LM_CUSTOMIZEITEM6=Rep-300-200-01 (6) SET LM_CUSTOMIZEITEM7=c:\form\save (7) SET LM_CUSTOMIZEITEM8=在庫なし/入荷予定3日後 (8) SET LM_CUSTOMIZEITEM9=2012/05/20 (9) SET LM_CUSTOMIZEITEM10=000-0000-0000 (10) SET LM_CUSTOMIZEITEM11=クレジット決済 (11) SET LM_CUSTOMIZEITEM12=宅配便/配達希望時間14時 (12) SET LM_CUSTOMIZEITEM13=リピータ割引あり (13)