PDF文書情報ファイルは、帳票をPDFファイルに変換して保存する場合に、生成するPDFファイルの仕様や動作などの属性情報を定義するファイルです。
作成したPDF文書情報ファイルは、オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 運用ガイド”の“第3章 帳票資源の配置”にしたがって配置してください。
また、帳票資源の配置場所と指定方法については、以下を参照してください。
注意
PDF文書情報ファイルには、List Creatorデザイナの帳票業務情報のプロパティ画面の[ファイル]タブ、またはList Manager帳票出力インタフェースでサポートされているPDFファイル保存情報は指定しないでください。
PDFメール配信に関する情報は、PDFメール配信情報ファイルで指定してください。
詳細については、以下を参照してください。
⇒“7.1.5 PDFメール配信情報ファイル”
List Creatorコネクタ連携時のPDF文書情報ファイルの文字コード系については、以下を参照してください。
⇒“付録D 文字 コード系に関する注意事項(List Creatorコネクタ連携時)”
PDF文書情報ファイルは、テキストエディタなどを使用して、記述形式にしたがって作成します。
作成するファイルの文字コード系は、帳票管理サーバのオペレーティングシステムによって異なります。
ポイント
PDF文書情報ファイル名に指定できる文字については、以下を参照してください。
⇒“8.1 List Manager帳票出力インタフェースで指定できる文字”
●帳票管理サーバがWindowsの場合
PDF文書情報ファイルは、Shift-JISの文字コード系で作成してください。
●帳票管理サーバがSolaris/Linuxの場合
PDF文書情報ファイルは、以下の文字コード系で作成してください。
コマンドを使用する場合
環境変数LANGおよび環境変数OA_EUCTYPEで指定した文字コード系で作成してください。
Javaインタフェースを使用する場合
以下のいずれかで指定した文字コード系で作成してください。
setFileTypeメソッド
環境変数LANGおよび環境変数OA_EUCTYPE
なお、文字コード系の指定は、「1.→2.」の優先順序で有効になります。
Javaインタフェースで使用する文字コード系の詳細については、以下を参照してください。
⇒“C.1 List Managerで扱える文字コード系”
注意
Javaインタフェースでは、以下の場合のみ入力データの文字コード系にUNICODE(UCS2)を指定できます。
Web手元印刷型の場合、かつ、FormsFileクラスを使用した場合
ただし、入力データがUNICODE(UCS2)で記述されている場合でも、Javaインタフェースで指定するPDF文書情報ファイルは、必ず以下のいずれかで指定した文字コード系で記述してください。
FormsFileクラスのsetFileTypeメソッド
環境変数LANG および環境変数OA_EUCTYPE
PDF文書情報ファイル内で指定する文字は、Shift-JIS の文字コード系の範囲で指定してください。
Shift-JIS以外の文字コード系で記述すると、帳票管理サーバ側で縮退が発生し、代替文字「_」または「_」で出力される場合があります。
PDF文書情報ファイルの詳細(作成方法、記述形式、キーワードとその値など)は、オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 PDF運用ガイド”の“第2章 PDF文書情報ファイル”を参照してください。