電子帳票情報ファイルは、Interstage List Manager互換のための機能で使用するファイルです。
電子帳票情報ファイルは、List Manager帳票出力インタフェースを利用して電子保存する場合に、保存時の動作や属性情報などの電子保存情報を定義するファイルです。
作成した電子帳票情報ファイルは、オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 運用ガイド”の“第3章 帳票資源の配置”にしたがって配置してください。
また、帳票資源の配置場所と指定方法については、以下を参照してください。
注意
電子帳票情報ファイルには、List Creatorデザイナの帳票業務情報のプロパティ画面の［電子保存］タブ、またはList Manager帳票出力インタフェースでサポートされている電子保存情報は指定しないでください。
電子帳票情報ファイルは、テキストエディタなどを使用して、記述形式にしたがって作成します。
作成するファイルの文字コード系は、帳票管理サーバのオペレーティングシステムによって異なります。
ポイント
電子帳票情報ファイル名に指定できる文字については、以下を参照してください。
⇒“8.1 List Manager帳票出力インタフェースで指定できる文字”
List Creatorコネクタ連携時の電子帳票情報ファイルの文字コード系については、以下を参照してください。
⇒“付録D 文字 コード系に関する注意事項（List Creatorコネクタ連携時）”
●帳票管理サーバがWindowsの場合
電子帳票情報ファイルは、Shift-JISの文字コード系で作成してください。
●帳票管理サーバがSolaris/Linuxの場合
電子帳票情報ファイルは、以下の文字コード系で作成してください。
コマンドを使用する場合
環境変数LANGおよび環境変数OA_EUCTYPEで指定した文字コード系で作成してください。
Javaインタフェースを使用する場合
以下のいずれかで指定した文字コード系で作成してください。
setFileTypeメソッド
環境変数LANGおよび環境変数OA_EUCTYPE
なお、文字コード系の指定は、「1.→2.」の優先順序で有効になります。
Javaインタフェースで使用する文字コード系の詳細については、以下を参照してください。
注意
電子帳票情報ファイル内で指定する文字は、Shift-JIS の文字コード系の範囲内で指定してください。
電子帳票情報ファイルの詳細（指定内容や記述形式など）は、List Worksに添付のオンラインマニュアルを参照してください。
