ユーザアプリケーションの実行環境の文字コード系と、帳票管理サーバの環境設定ファイルで指定したList Manager管理データベースの文字コード系によって、扱える文字コード系が、以下のように異なります。
扱える文字コード系
帳票管理 | ユーザアプリケーションの実行環境の文字コード系(*1) | List Manager | List Manager帳票出力インタフェース | COBOLアプリケーション連携機能 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
帳票出力 | Javaインタフェース | .NETインタフェース | ||||
Windows | SJIS | EUC (*2) | ○ | △ | ○ | ○ |
SJIS | ||||||
UTF-8(*6) | △ | △ | △ | |||
Solaris | EUC(U90) | EUC(*2) | △ | △ | - | △ |
SJIS | ||||||
UTF-8(*6) | △ | △ | ||||
EUC(S90) | EUC (*2) | ○ | △ | - | ○ | |
SJIS | ||||||
UTF-8(*6) | △ | △ | ||||
SJIS | EUC (*2) | ○ | △ | ○ | ○ | |
SJIS | ||||||
UTF-8(*6) | △ | △ | △ | |||
UTF-8 | EUC (*2) | △ | △ | - | △ | |
SJIS | ||||||
UTF-8 | ||||||
Linux | EUC(U90) | EUC(*2) | △ | △ | - | - |
SJIS | ||||||
UTF-8(*6) | △ | |||||
EUC(S90) | EUC (*2) | ○ | △ | - | - | |
SJIS | ||||||
UTF-8(*6) | △ | |||||
UTF-8 | EUC (*2) | △ | △ | - | △ | |
SJIS | - | |||||
UTF-8 | △ |
○:以下の文字が扱えます。
・1バイトASCIIコード文字
・JISカタカナ
・JIS非漢字
・JIS第一水準漢字
・JIS第二水準漢字
△:一部制限事項があります。
-:対象外
*1:
ユーザアプリケーションの実行環境の文字コード系は、以下で指定します。
・帳票管理サーバがWindowsの場合
Shift-JISコード系のみです。
・帳票管理サーバがSolaris/Linuxの場合
-帳票出力コマンド
環境変数LANGおよび環境変数OA_EUCTYPE
-Javaインタフェース
以下のいずれかで指定します。
・setFileType メソッド
・環境変数LANGおよび環境変数OA_EUCTYPE
-COBOLアプリケーション連携機能
環境変数LANGおよび環境変数ICONV_CONVERT_TYPE
なお、帳票管理サーバがSolaris/Linuxの場合、ユーザアプリケーション実行時に、帳票管理サーバに以下の環境変数の設定を行わないでください。
LC_* (“LC_”から始まる環境変数)
*2:
List Manager管理データベースがSolaris/Linuxの場合のみ指定できます。なお、List Manager管理データベースにSymfowareを利用する場合、指定できません。
*3:
JIS第一水準漢字、およびJIS第二水準漢字のうち、83年度JISで字体変更された文字は新字体で帳票に出力されます。
*4:
JIS第一水準漢字、およびJIS第二水準漢字のうち、83年度JISで字体変更された文字は扱えません。
*5:
JIS第一水準漢字、およびJIS第二水準漢字のうち、以下の文字は扱えません。
「―」、「~」、「∥」、「-」、「¢」、「£」、「¬」
*6:
ユーザアプリケーションの実行環境の文字コード系とList Manager管理データベースの文字コードが異なる場合は、実際に指定したバイト数よりList Manager管理データベースに登録される文字列のバイト数が短くなることがあります。